FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。投資歴20年以上。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家。ロジックとエビデンスを大事に、運と不確実性を愛しています。

経済的独立(FI)に達して「好きな仕事で長く働く」と橘玲氏

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当ブログは、敢えてアーリーリタイアではなく「セミリタイア(F.I.R.E.)」をうたっています。これは金融資産が足りないから続けて働くということではなくて、生きがいや社会とのつながりを維持していくためには、完全に退職するよりも、「趣味としての仕事」を続けるほうがいいからです。

 

そう思っていたら、橘玲氏が同様のことを書いていました。

style.nikkei.com

お金の心配から自由になって好きなことを仕事にする

橘氏は次のように言っています。

投資などを通してお金の悩みから自由になる「ファイナンシャルインディペンデンス(FI)」に到達することが重要なのです。目安は資産が1億円です。お金の心配から自由になれば、苦痛でしかない会社を辞め、自分が好きなことを仕事にできます。 

 まさにそのとおりで、FIは働かないための手段ではなく、「好きな仕事で長く働くための手段」になっているわけです。

目標は1億円だが、難しい道のりではない

FIのための目標として、橘氏が挙げるのが「1億円」です。この1億円というのは、世界中で富裕層と呼ばれる最低限の資産規模であり、また適切に運用すればほぼ平均程度の生活ができるだけのお金を生んでくれる額になります。

 

そしてFIの達成において、最も重要なのは節約だと説きます。

普段の生活を極限まで切り詰め、若いうちから収入の5~6割を貯蓄に回すことで、30代半ばでFIを達成しようとしています。そしてFIを達成した後は、好きな仕事をして社会と関わればいいのです。

何度かブログでも書いているように、セミリタイアを実現するために最も重要なパラメータは生活費です。だいたい生活費の14倍程度の資産を貯められれば、適切な運用の元で100歳まで生きることができます。

 

生活費の14倍を貯めればFI(セミリタイア)を達成できるというだけでなく、生活費を抑えると貯蓄額が増えるため、これはダブルで効いてきます。収入の5割を投資に回すことができたら、運用益や税金を考慮に入れない単純計算でも、14年でFI(セミリタイア)できることになります。22歳から働き始めるとしたら、36歳にはセミリタイア可能ということです。

 

ちなみに、33%を投資に回した場合でも、28年で生活費の14倍に達します。これだとちょうど50歳ですね。こう見ると、30代や40代でのセミリタイアは、決して不可能なものではないし、特別な投資の才能が必要なわけでもないことが分かります。

趣味で働くという価値観が広がる

最近周りの人の話を聞いていても、完全なアーリーリタイアしてもつまらないという声を聞くことが増えました。もちろん、アーリーリタイアした先輩たちのなかには、何もしないことを享受して楽しんでいる人もいます。でも、やっぱり、知的な活動としての仕事というのは本来楽しいものなんだと思います。

 

嫌なのは、会議などで無意味な時間を取られる、仕事上の意思決定権が小さく不本意なことをさせられる、といったことです。プロジェクト型の働き方が増えていき、テレワークなどが発達することで、組織に所属することのデメリットは次第に減っていくのではないかと期待しています。

 

老後資金の不安が広がるなか、必要な資金を貯めるためには必死に働かなくてはならないという人も多いでしょう。ただ、セミリタイアを目指すような人は、もっと若いうちから、人より早い老後(=セミリタイア)を目指して、投資を継続し、生活費を上げないように気をつけてきたはずです。

 

山のようにお金があっても、それを使わずに死んでしまったらもったいないですね。そして、お金を最も有効に使う方法は、「自由な時間」を買うことです。どんな贅沢品やハイレベルな生活よりも、自由に生きられる10年間をお金で買えるというのは素晴らしいことです。