現在、生活費決済口座として住信SBIネット銀行を使っています。新生銀行から住信SBIネット銀行に切り替えた際に、振込手数料無料回数を増大させるため、ランクを上げるにはどうすればいいかを記事にしました。
しばらくそのまま、快適に使っていたのですが、いつの間にかランクの計算方法が変更になっていました。
現在のランク状況
現在、ぼくのランクは最高の4。ATM手数料は月20回無料で、他行宛振込も20回無料のお大臣ランクです。というか、基本ランクが3で、そこに2ランクアップが付いていて、少々過剰気味。ここまで条件を達成する必要は、いまやありません。
2021年4月にランク判定が変更に
21年4月に変更になったランク判定は下記の通りです。一見すると複雑そうですが、まずは「スマート認証NEO」を利用するのがベース。これだけでランク2です。
そこに、図にあるような条件をクリアするとランク3。ちなみに（A）のうち3つというのは、下記の中から3つということです。一番簡単なのは、次の3つでしょうか。
- 外貨預金 ランド1ZAR（8円相当）
- SBIハイブリッド預金 移動するだけ
- 給与受け取り
もちろん300万円以上の預金を置いておいてもOKです。
ランク4にするには、外貨預金か仕組預金が必要になります。そのため、（B）のカード条件のほうが簡単です。このカード保有とスマート認証NEOで、最高ランクの4が達成となります。
最も安価にこれをクリアするなら、「ミライノカードGOLD」でしょう。年会費3300円ですが、1回でもリボ払いすれば、年会費キャッシュバックの仕組みがあるからです。
詳細は下記の記事にまとめました。
さらに無料振込回数を増やしたい場合は……
ぼくの場合、月間20回の無料振込回数で十分なのですが、もっと増やしたい場合はこんな方法もあります。住信SBIネット銀行が力を入れているNEOBANKサービスの口座を作るのです。
これらは住信SBIネット銀行の支店扱いなのですが、住信SBIネット銀行の口座とは別に作ることも可能。そして、これらは相互に送金しても手数料が無料です。そして、このそれぞれに月5回の振込手数料無料回数が付与されているのです。
少なくともJAL、T、YAMADA、TAKASHIMAYA、第一生命は特に条件なく作成できます。つまり、これだけで20回の振込手数料無料が付いてくるのです。住信SBIネット銀行の無料回数がいっぱいになったら、こちらに資金を動かして振り込めば、まだまだ大丈夫という感じです。なお、ぼくはJAL、T、YAMADAの口座を保有しています。
ちなみに、野村信託銀行や大和NEXT銀行も振込無料回数の多い銀行です。野村信託銀行は月10回まで（ただし楽天、新生宛は月2回）無料。大和NEXTは他の金融機関の自分名義宛は無料（ただし楽天、SBI新生、GMOあおぞら、住信SBIネット銀行Tポイント支店宛は、カウント）で、ほかは月3回まで無料となっています。
住信SBIネット銀行Tポイント支店宛……というのでピンと来ましたが、これは振り込みを受けるとポイントがもらえる銀行というのがいくつかあって、そこに毎月少額を振り込むというユーザーが多かったのでしょう。
ぼくは野村信託銀行も大和NEXT銀行も口座を持っていますが、実はほとんど使っていません。大和はUIが非常に古いなぁというのと*1、野村信託はモアタイムに対応していないのが玉に瑕です。モアタイムは24時間356日対応を可能にする全銀ネットのシステムで、つまり夜間とか休日の振込は、送るのも受けるのも翌営業時間になってしまうのです。ほんとこれはいただけない。
またこの方法でもさらに足りなければ、FX業者や証券業者を間に噛ませるという手もありますが、やりすぎ危険という感じです。
*1:でも野村信託は、意外と使いやすい。シンプルで素直なシステムで好感を持っています。
