FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

増え続けるインカムCF ただし利回りは低下【2024年2月】

資産から生まれる現金(CF)を集計するインカムゲインCFのコーナーです。2月のインカムはどうだったでしょうか?

 

現在実行中のバケツ戦略では、生活費を賄う「短期バケツ」に現金=インカムゲインCFが流れ込みます。生活費に比べてインカムCFが少なければ、バケツの中身が減ってしまうわけで、インカムCFは大事。今回はそれをチェックします。

2月のインカムCF状況

2月のインカムCF=資産から生まれる現金収入は前月から下落しました。太陽光は横ばいでしたが、配当が増えた分だけ分配金が減少。不動産の更新費用などがなくなった分、先月から減っており、これがそのまま下落に繋がりました。

とはいえ、2月はインカムCFで生活費の半分ほど(51%)をカバー。残りも副業からの収入があり、実質的な支出はほとんどありませんでした

 

昨年2月のインカムCFとの違いを、インカムソース別に身てみます。昨年の不動産は更新が複数あって臨時収入がありました。今年はそれがなくて落ち込みました。一方で配当金は増加しています。ただ、いま調べると昨年の配当金については記載漏れの可能性も高いです。当時、貸株などの目的で別の証券会社に移管してた記憶もあるので。

 

さて、2月の配当は「上場MS世界株」から。これはMSCI ACWIの「除く日本」版で、要するにオルカンから日本を除いたもののETF版です。

  • 上場MS世界株【1554】 (配当利回り1.39%)

分配金はいくつかから入ってきています。3月にTLTを買い増したので、今後の分配金はもう少し増えそうです。

  • IS米国債20年ヘッジ【2621】 (配当利回り2.82%)
  • TLT (配当利回り3.68%)
  • HYG (配当利回り5.77%)

太陽光については別途まとめています。

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インカムCF絶対額は伸びているが、利回り低下

インカムゲインCFの年初累計がこちら。1月も前年を上回りましたが2月も好調。ちゃんと伸びています。ただ絶対額は伸びていますが、実は利回りは低下中です。

 

今年の1-2月のインカムCFは、総資産に対して0.28%の額でした。ところが1年前のデータを見ると、利回りは0.38%もあったんですね。つまりインカムCFの伸びよりも総資産の伸びのほうが大きかったということです。

このままのペースで推移すれば、2024年のインカム利回りは1.68%にとどまります。資産が増えるのはいいことなのですが、意識しないとインカムCFは増えませんね。

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