資産から生まれる現金(CF)を集計するインカムゲインCFのコーナーです。現在実行中のバケツ戦略では、生活費を賄う「短期バケツ」に現金=インカムゲインCFが流れ込みます。生活費に比べてインカムCFが少なければ、バケツの中身が減ってしまうわけで、インカムCFは大事。今回はそこをチェックします。
1月のインカムC状況
1月のインカムゲインCF=資産から生まれる現金収入は前月から微減です。配当金がほぼゼロとなった一方、太陽光も不動産もV字回復しました。
1月の配当はNVIDIAだけ。分配金は下記が入りました。
- TMF(配当利回り 3.84%)
- ARCC(配当利回り 9.55%)
HYGとTLTも毎月分配なのですが、1月分は12月末に支払われていて、1月はパスです。
不動産については、12月頭で一室退去がありましたが1月早々に入居。満室に戻りました。また3月に退去の連絡がありましたが、内覧なしで次の申し込みも入っています。もしかして家賃相場が上がっているのでしょうか? 2室連続で速攻埋まって、ありがたい限りではあります。更新に伴う礼金の入金もあったことが1月の収益が増加した理由です。
太陽光については別途まとめていますので、↓を参照のこと。
良い滑り出し
昨年2023年の1月と比べると、インカムCFは13%増加していていい滑り出しです。総資産に対する、累計インカムCF累計の利回りは0.17%となりました。
太陽光のパフォーマンス光る
直近12ヶ月間のインカムCFがどこから生まれているかを見ると、4割が太陽光となっています。利回りも11%を超えていて、やはり良い資産です。ケーブル盗難とか出力制御というリスクもありますが、安定してキャッシュを生み出す点と、借入効率がよくレバレッジが効かせやすい点は魅力です。
太陽光発電事業をファンド化したインフラファンドは結構なペースで下がっていて、これはリスクを踏まえた評価だと考えられます。しかし、実物を保有していると、確かにリスクはあるものの、そのハズレを引きさえしなければ安定しています。それがいいのか悪いのかは考えてしまいますが。
債券など分配金はやはりリターンが低調です。これは太陽光や不動産と比べてレバレッジがかかっていない点が大きいのでしょう。やはり5倍〜10倍のレバレッジを追証なしで長期間掛けられるというのが、現物投資の魅力だと思います。
バケツ戦略の状況については下記のようにまとめています。
- バケツ全体の状態と総資産(1月分)
- 【短期バケツ】生活費(1月分)
- 【中期バケツ】インカムCF(1月分) =本記事
- 【長期バケツ】運用成績(1月)