先日、いすみ発電所と白子発電所の草刈りに行ってきました。約3カ月ぶりの草刈りでしたが、いろいろと思うところがありまして……。
秋には草は生えない
前回ここに草刈りに行ったのは8月21日。そこから約3カ月経っての訪問だったのですが、あれ? というくらい草が伸びていません。肌感的には、雑草が伸びるのは春から初夏で、夏の盛りから冬の間は本当に伸びないんですね。
わずかに出てきた草を根本から刈り込むだけで、これならわざわざ来なくても良かったな……という感じでした。
下記は白子発電所。草丈はくるぶしくらい。これは放っておいても冬になれば枯れる感じかな?
こちらは白子発電所。フェンスの周りにススキがありますが、中のほうは8月に草刈りしたところからほぼ伸びていません。
不法投棄!ダメ!絶対!
今回驚いたのは、敷地内に不法投棄があったこと。トラクターというより、重機のキャタピラにはめるゴムの部分でしょうか?
持ち上げるのも一苦労という感じはありますが、なぜこんなものを投棄していく? 捨てられる方の身にもなってくれ、という感じ。ちなみに私有地に不法投棄された場合、「投棄した者を特定できない限り、管理者・保有者の負担で投棄されたものを処分する」というのが現在のルール。
しかしこの大きさのゴミだと、持ち運べる大きさではありません。本当に困ったものです。
ドローンで空撮
今回、初めてドローンを持って行って、発電所を空撮してみました。
このドローンは本格的なものではなく、DJI技術が入ったホビードローン「Tello」。規制外の重量は80グラムで、価格も1万2800円というお手頃なものです。
本質的には屋内で飛ばすもので、屋外で飛ばないことはないけれど……という感じ。で実際に飛ばしてみると、高度4メートルくらいで風に吹かれて田んぼのほうへ。「強風に注意。高度を落としてください」と警告は出るものの、機体が安定せず、そう簡単には戻ってきません。なかなかたいへんだ。
一応スペック的には高度10メートルまで上昇でき、さらにハックすれば20メートルとかにも上れるそうなのですが、ちょっとした風でこれなので、よほどの無風状態でないと難しそうです。
カメラ位置も固定で、下を撮るには機体を傾けなくてはなりません。まぁこのあたりがドローンの面白さでもあるのですけど。
Telloは底面にカメラが設置されており、それを使ったビジョンポジショニングシステムによって機体の安定を制御しています。気圧計も入っていて、それで高度を管理しているようです。ただしGPSは非搭載。そのあたりが屋内向けトイドローンなのでしょう。
それでも、以前触ったドローンに比べると、圧倒的に安定していて、画像伝送も良い感じ。本体にメモリがなく、転送されてきた画像をスマホ側で保存する仕様なので、電波状態で映像に乱れも生じますが、それでもよく出来ています。1万円ちょっとでこれって、DJIおそるべしという感じ。
これに慣れたら、もう少し上位のドローンも買って飛ばしてみたいと思うようになりました。一応、航空法規制に入らない200グラム以下のMavic Miniがターゲットなのですが、このたび規制変更で23年6月からは100グラム以上から航空法対象になってしまうとか。
ドローンを触って感じたのは、小学生のころによく遊んだラジコンです。あのころは自動車だったのですが、その楽しさを彷彿とさせるものがあります。実用性ばかりが喧伝されるドローンですが、おもちゃとしての楽しみ方をなくさないような規制であってほしいですね。