FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2022年6月の太陽光発電実績 全発電所で上振れ

6月の太陽光発電所の発電量がまとまりました。6月は、例年なら梅雨の時期なのですが、2022年は梅雨らしい雨も対して降らず、過去ないほどの早い梅雨明け。猛暑が続きました。

全発電所で上振れ

そんなこともあって、6月の発電実績はたいへん良好です。一応、1年で最も昼間が長くなる夏至は6月21日なので、6月の発電量が多くなって然りなのですが、実際は梅雨があるために5月が年間発電量のピークの月でした。

 

ところが今年は早い梅雨明けもあって、5月の発電量を上回りました。過去最高発電量の58,901kWhです。

そしてシミュレーション値に対して、初めて全発電所で実発電量が上回りました。

  • 木更津 104%
  • 筑西 114%
  • いすみ 111%
  • 白子 131%
  • 君津 107%
  • 石岡 108%

上振れ率がそのまま発電所の実力を表しているような気もしますが、木更津や君津といった、上振れより下振れのほうが普通の発電所でもちゃんと上振れしたのはうれしいところ。

3年目になる木更津発電所を見ると、5月6月は例年と比べても悪くない仕上がりですね。

筑西も2カ月連続の1万kWh超えといい感じです。

売電とCFの状況

売電売上からローン返済額を引いた粗CFの状況です。45万円を超え、こちらもローン返済据え置きのあった期間を除くと、つまり実質的に過去最高更新です。

発電所評価額

こうした状況の発電所の評価額を計算してみます。これまでの実績を敷衍して、将来CFを割り引いて(6%)で足し合わせるDCF法による評価です。こちらを見ると、6月は全発電所で上振れしたことが、将来の推計CFを少し押し上げたためか、DCF評価値も増加となりました。

こうした将来CFを、今度はIRRで評価してみます。これは将来CFを割り引くのではなく、銀行預金などと比較して何%の投資に相当するかを計算したものです。内部収益率とも呼びます。

 

白子は計画値を上回り、IRRが10%を超えてきました。20年間に渡って年率10%超ですから、たいへん効率のよい投資だといえます。一方で、山中で日当たりで失敗した木更津と君津は、2%前後と米国債並みといったところでしょうか。

今回は除草剤

補足的になりますが6月末に茨城の石岡と筑西の発電所の草刈りに行ってきました。今回は、草刈り機で通れる道を作ったら、除草剤を撒くというスタイルです。除草剤はコスパが悪いかな? と思って控えていたのですが、非農耕地用のものでしたらかなり安価でした。

 

買ったのはグリホサート系のこちら。ラウンドアップのジェネリックですね。500mlあたり829円で、1本あたり100倍希釈で150坪が除草できます。

今回は50倍希釈で、300坪相当の発電所のパネル前だけに散布してみました。1発電所で1本使う感じです。これなら、コスパは悪いってほどではありません。夏真っ盛り直前に散布して、果たしてどうなるかに注目です。

 

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

5月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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