第一号発電所の連系が3月3日に完了、工事済みだった第二号発電所も10月15日にやっと連系が終わりました。連系から一ヶ月経ってしまいましたが、その後の状況をまとめておきます。
購入実績お知らせサービスへの登録
連系が完了すると、次は購入実績お知らせサービスへの登録です。東電からメールが送られてくるので、「受電地点特定番号」を入力すると、登録されます。その後、ここで発電量や売電額を1カ月単位で確認することができます。
下記のような画面でユーザー登録して、発電所を登録していきます。
ユーザーと発電所所有者は別でOK
この「購入実績お知らせサービス」は、ログインするのに「ユーザー情報」の登録が必要です。そして発電所ごとに「発電者情報」が表示されます。何がいいたいのかというと、1つのユーザーの元に、複数の発電所を登録できるということです。これは、別法人であっても大丈夫です。
ぼくの場合、1号木更津発電所と2号筑西発電所は所有している法人が異なります。でも、いずれもお同じユーザーのもと、まとめて確認できるということです。早まって新規ユーザー登録をしないでよかった。
第2号発電所の状況は悪くない
第1号発電所は、どうもシミュレーションを下回る発電しかしていなくて、なんだかなぁなのですが、第2号筑西発電所はまぁまぁ期待できそうです。
現在のところ、10月15日の連系から11月1日までの18日間の売電期間(期間58%)で、予測に対する発電量は56.6%。ほぼシミュレーション通りの発電量です。一方の1号木更津発電所は、計画値の83%にとどまりました。
太陽光発電は当然天候の影響を大きく受けますので、天気が微妙だった10月はそれなりに発電量が落ちます。木更津の状況がまさにそうですね。そんな中でもほぼ計画値に近い発電を行ってくれたということで、第2号発電所は期待できるということです。
ポピュラーな構成
ちなみに第2号発電所は、土地は購入、電力負担金は72万円というそこそこポピュラーな物件です。ローンは公庫を使わず、まずは一般的な信販(ジャックス)を利用しました。15年ローンで、金利は固定2.15%となっています。
計画どおりに推移すれば、初年度から50万円程度のキャッシュフローをもたらしてくれ、初期投資に対するIRRは9.8%の見込みです。もっとも、これはいずれも税抜で計算したものなので、今後、免税事業者に戻った際には益税が期待できます*1。また、消費税還付もあります。想定通りに発電してくれれば、まぁ悪くはない投資になるかなという感じです。
また、今回は最初からコンセントを付けて、従量電灯A契約を東電に申請済み。というか、なぜ最初から従量電灯契約にできないのかは理解に苦しみます。EPC業者によると、東電の処理に半年くらいかかるとか。おかしいですよね?
まだ建設後の現地を見ていないので、近いうちに行ってみようと思っています。
*1:インボイス制度でなしになるかもしれません。。。