FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2023年10月の太陽光発電実績 防草シートの功罪

まだまだ暑く夏が続いているような気分さえあった10月ですが、日照時間は着実に減っていて、太陽光発電量もジワジワ下がりました。10月の実績を振り返るとともに、この1年敷き続けてきた防草シートの状況をまとめておきます。

防草シートを敷いてきた

当初草刈りで対応していた発電所の自主メンテナンスですが、あまりの草の量に一念発起して、防草シートを敷く形で対応を勧めてきました。フルで敷き詰めたほうがきれいではあるのですが、パネルの下に敷くのもあまり意味がないような気がするし、パネルの前だけに敷いてきました。

 

いすみ、白子、筑西、石岡の各発電所のシート敷き状況は次の感じです。まずいすみ発電所は比較的スムーズに敷設ができました。シートはフェンス近くだと意外と大変なのですが、そうではないところに道を作るとスムーズです。

続いてエース発電所の白子発電所。ここは東西に長く敷設されているので、最もシートを貼るのが簡単でした。ほかも全部こういう形ならいいのに。中央の海苔のようになっているところは、パワコンがあるところです。

こちらは筑西です。東西に狭い敷地だとシートを貼るのはいささか面倒になります。それでも縦横が揃っている発電所なので、比較的敷きやすかったかな。

石岡発電所は本当にシート泣かせです。南北に長く、パネルの前のシートよりも通路用にたくさんのシートを敷く必要があります。まだあと3列敷ききれていません。しかも一番奥まったパネルは、フェンスがすぐ近くに来ており、シートをうまく敷けるかどうかも怪しいところ。

シートを敷くとツル科の植物が増える

当初の目論見は、シートを敷けばパネルの目の前の日差しを遮る雑草が生えてこなくなる。さらにシートの上を歩いて左右に除草剤を撒けば、草刈りなしにメンテナンスが完了するのではないか? というものでした。

 

ところが雑草というのは生命力旺盛なもので、思惑どおりになったのはいすみ発電所くらい。雑草が防草シートに適応して進化した筆頭の発電所は石岡です。下記は石岡のシートが張ってある通路です。草が見事に被っています。これ、ツル科の植物で左右からツルが伸びて、シートの上に広がっているのです。

このツルというのは増えるとけっこう厄介で、支柱にまきついてパネルの上に顔を出します。パネルの前の背の高い草ははえなくなりましたが、逆にツルが繁殖してしまったのです。

これは想定外。ツルは除草剤できれいに枯れるのですが、シートの上で移動するにはまずツルを刈り取る必要があります。ところがシートの上の植物を草刈り機で刈るのは、シートを切らないように注意する必要もあるのです。やれやれ。

発電量は4万9000kWh

さて10月の発電実績です。9月から更に減って4万9000kWhあまり。ただ昨年対比では+18%と、まだ好調は続いています。

発電所別に見ると全発電所で計画から上ブレしました。それぞれ僅かずつではありますが、うれしいものですね。

粗CFは28万7000円

売上からローン返済額を引いた粗CFは約28万7000円でしたローン年数が10年と短い木更津発電所は、かろうじてCFプラスでしたが、来月からは赤字に陥るでしょう。この先は春まで20万円を切るような時期が続くはずです。

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

↓9月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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