FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2022年3月 太陽光発電実績 1号基は3年目に突入

f:id:kuzyo:20220117093443j:plain3月の太陽光発電所の発電量がまとまりました。

前年上回る滑り出し

3月の発電量はまぁまぁ良好です。6カ所合計で56,116kWhとなり、合計量としては過去最高まであと一歩。昨年稼働していた4発電所については、2.1%の増加となりました。

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そんなわけで、計画比でも悪くはありません。木更津、いすみ、白子の3発電所が計画を上回る発電量。全体では計画比100.2%となりました。

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1号基の木更津発電所は3年目に突入です。比較的発電量が安定してきています。

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2年目に突入した筑西発電所は全般に前年よりも発電量が多いですね。このグラフを見ると、たまにいわれる太陽光パネルの劣化というのは、ほぼ感じられるものではなく、本当に日照量次第という感じです。

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売電とCFの状況

売電売り上げからローン返済を引いた粗CFの状況です。金額的には40万円を超えてきました。全発電所が黒字です。

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発電所評価額

将来CFを割り引いて足し合わせて出した発電所評価額の推移です。発電所は20年間のFITと売り上げの期限が決まっており、評価額は売上額が生じるたびに少しずつ減っていきます。なだらかに下がっていく感じでしょうか。

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これまでの発電傾向から、将来の発電量を補正し、それを当てはめて投資対象としての利回りをIRRとして産出したのが下記のグラフです。うーん。いすみと白子以外は、当初の計画利回りを下回っているのがちょっと残念。太陽光発電投資全体としては、IRRは6.3%となっており、まぁ株式程度という感じでしょうか。

 

ちなみに、このIRRは、パネル劣化や税金、パワコン交換などを入れ込んだ事業計画を元にしており、けっこう厳しめに出しています。例えば、消費税還付や消費税の益税は想定していません。それらを入れれば、悪くない利回りじゃないかとも思っています。

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各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

2月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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