FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2022年2月 太陽光発電パフォーマンス 春がきた?

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2月の太陽光発電所の発電量がまとまりました。

月間発電状況

6つの発電所の合計発電量は、少し伸びて49.195MWhに。1世帯が月間で使う電気量は360kWhということなので、136世帯分の電気を発電したことになります。

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計画対比、つまり予実では98%。山中の君津発電所が足をひっぱり、計画値オーバーにはなりませんでした。それぞれの発電所の予実は次のとおりです。いすみと白子は計画超えも、ほかが計画割れでした。

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さて、初号基である木更津発電所が連系から2年となりました。2020年と2021年の発電状況を比較してみましょう。初年度はなかなか計画に達しなかった木更津発電所ですが、2年目は少々発電量が増加して、前年比+3.15%で着地しました。ただし、2年目も予実は94%。山の中に発電所を買ってはいけません。

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売電とCF状況

粗CFの状況です。ローン返済があるので、発電状況のちょっとの違いがけっこうな差になります。粗CFは27万7636円。ただし、昨年2月に稼働していた4発電所同士で比べると、CFは悪化しています。

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発電所評価額

将来CFを割り引いて足し合わせて出した発電所評価額の推移です。さすがに年数が経つと実績値も安定してきて、1%の減少となりました。太陽光は20年間というFITによる収入期間に終わりがあるので、将来CFはどんどん小さくなっていきます。そのため、徐々にDCF評価額も減少します。一方で、リアルなCFが手に入るという感じですね。

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各発電所の実利回りであるIRRは次のようになっています。山の中の木更津と君津が悪いのはまぁ仕方ないとして、いすみはもう少し利回りが上昇してほしいですね。まぁ計画通りではありますが。

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ちなみに、IRRというのは、内部収益率のことで、さまざまな投資を、銀行預金の複利の利回りと比較できる計算手法です。これによって、不動産や太陽光など元本保証ではなくインカムゲインとキャピタルゲインが入り交じった投資法についても、実質リターンを比較できます。太陽光でよくある表面利回りとは別ですので、念のため。

 

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

1月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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