20203年4月の太陽光発電実績がまとまりました。1年で最もたくさん発電する春です。出だしはどうだったでしょうか?
4月の発電量
4月の発電量は56,825kWh。昨年8月以来の数字となりました。このところ厳しい状況が続いていたのですが、今月は昨年4月の発電量を3.9%上回っています。
ただし計画に対する達成率では92%と、相変わらずビハインド。なかなか100%にはとどかないものです。
粗CFは41万ちょっと
売電額(消費税抜き)からローン返済額を引いた粗CFは41万7180円となりました。全発電所が黒字です。
4月の粗CFについて、発電所別にまとめたのがこちら。返済期間が10年と短い木更津は本当に苦しんでいますが、ほかは5万円超のCFを生んでいます。エースの白子は10万円弱。いい感じですね。
消費税還付まで入れたPB(Pay Bakc Period)
さて、前回初期投資費用の回収状況をまとめました。だいたいどの発電所でもあと4年程度で回収が終わるという感じでしたが、「あ!消費税還付を忘れていた」と思いつきました。
消費税還付は、支払い済みの発電システムの消費税が、還付される仕組みです。別に補助金でもなんでもなくて、単に消費税の仕組みがそうなっているというだけなのですが、1500万円の発電システムの8〜10%、つまり120〜150万円が現金で戻ってくるわけで、これは小さくありません。それを計算に入れてみました。
すると、ほとんどの発電所で50%近いところまで回収が進んでいることが分かりました。早く全額回収といきたいものです。
なお発電所のIRRは、もはや安定していて変化がないので、記載を省略します。
各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。
- 1号基 木更津発電所 2020年3月連系
- 2号基 筑西発電所 2020年10月連系
- 3号基 いすみ発電所 2020年12月連系
- 4号基 白子発電所 2021年1月連系
- 5号基 君津発電所 2021年3月連系
- 6号基 石岡発電所 2021年7月連系
FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。
- 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- 筑西発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
- 白子発電所 JINKO(87.42kW)/オムロン
- 君津発電所 JINKO(97.2kW)/オムロン
- 石岡発電所 Qセルズ(98.8kW)/オムロン
↓3月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。