FIer: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIerを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

株式100%フルインベストからマルチアセットへ

ぼくの過去の投資遍歴は、データが残っているのが2008年からなのですが、そこからの13年間でポートフォリオは大きく変化しました。一言でいうと、フルインベストからマルチアセットへ、となります。

 

推移を確認するとともに、何が起こったのかを振り返ってみました。

ポートフォリオの変遷 2008〜2018年

ささっとこれまでのポートフォリオの変遷を振り返ってみましょう。まずは実質的な投資スタート時期ともいえる、2008年からです。2013年あたりから資産が急激に増加しています。結果的に、この10年間で資産額は約9倍に増加しました。ちなみに2017年から急激に増加した「その他」はほぼ仮想通貨ですね。

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 比率を見てみましょう。当初は日本株式がポートフォリオのほぼすべてを占めていました。当時のメモを見ると、「セコムテクノ」「アコーディア」「伊藤園」「東レ」「武田」「トヨタ」といった日本の有名企業を保有していたようです。

 

しかし、2011年にはそれらをすべて売却。インデックスETFと少しずつ買い付けていたGoogle、Amazon、Facebookが資産の中心となっていきます。2013年から再び日本株の比率が増加しますが、これはほぼ勤めていた会社のストックオプションによる自社株になります。

 

現金である「流動性資産」の比率はどんどん減少します。実際には絶対額としてはかなり増加しているのですが、リスク資産の増加ペースの方が早いため、比率が減少していったということです。 

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 ポートフォリオ変遷2 2018年

2018年に入ってからはブログにも記事が残っています。18年以降何が変わったかというと、FIREを決意してポートフォリオ組み替えに向けて動き出したということと、これまで続けてきた追加投資を停止したことです。そのため、ここからの資産額推移には入金による増加は一切含まれていません。

 

これを見ると現金比率は15%。その他はほぼ仮想通貨なので、かなりアグレッシブなポートフォリオでした(2018年1月のアセットアロケーション

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18年4月には、ストックオプションを行使して、さらにポートフォリオはアグレッシブになりました(2018年4月のアセットアロケーション)。キャッシュポジションはわずか2.4%。ほぼ株式フルインベスト状態です。

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続いて半年後の18年11月のポートフォリオです。自社株を売却し、太陽光投資を始めるなど、ポートフォリオに変化が起きてきました(2018年11月のアセットアロケーション)。キャッシュポジションは15%程度に増加しましたが、まだほとんどフルインベスト状態です。

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2019年からは、5つのセグメントに分けて方針をそれぞれ決定し、整理しました。まとめ直したものが、下記になります(2019年1月のポートフォリオ公開 セグメントごとスタイルに変更)。インデックス37%、個別株35%、キャッシュポジション15%という状況。ちなみにこのときは仮想通貨冬の時代で、オルタナティブセグメント4.8%のうちの35%、つまり1.6%程度でしかありませんでした。

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19年は、グロースに含まれていた自社株のすべてを段階的に売却しました。また、GAFA株も一部を売却です。その結果、現金比率が大きく上昇し、2020年1月時点のポートフォリオは次のようになりました(2020年1月の成績とポートフォリオ公開)。あれほどあった株式比率はわずか37%に。そして現金比率が30%を超えます。

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現金比率を増加させたのは、仕込み始めているリアルアセットの頭金にするため。また、その間の待機資金の活用法として優待クロスも本格的に開始しました。

 

そしてコロナ過を超えた現在(2021年5月末)のポートフォリオはこうです。コロナ後の株高で株式が比率を増加させるとともに、仮想通貨の値上がりでヘッジも上昇、現金(オルタナティブ)比率は8%を切り、太陽光と不動産のリアルアセットが30%にも達しました。

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推移をまとめる

ここまでの、2018年以降の資産額推移をまとめるとこうなります。2018年まで急角度で増加してきた資産額ですが、そこからコロナショックまではまったく冴えませんでした。しかし、コロナショック後、猛烈な勢いで増加。5月は仮想通貨の暴落で少し躓いたもものの、資産額の大幅アップとなっています。

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本人としては資産クラスの組み替えをしたつもりですが、こう見ると、債券が減っているくらいで、ほとんどのセグメントが絶対額としては増加していますね。また、現金同等物であるオルタナティブが、太陽光や不動産といったリアルアセットに姿を変えた感じです。

 

全体の比率で見ると、次のようになりました。

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マルチアセットの善し悪し

マルチアセットポートフォリオに向けた変遷を振り返ってみると、次のことが分かりました。

  • やっぱりフルインベストのパフォーマンスは最高
  • マルチアセットは暴落に強い

改めてみると、2008年からの資産の増え具合はすごいです。もちろん、収入の2〜3割を追加投入していたという効果もありますが、10年で約10倍になっています。年平均利回りは25%といったところですね。幸運が重なったとはいえ、なかなかのパフォーマンスです。

 

そしてFIREを決意し、マルチアセット化してからの伸びは緩やかです。しかしそれでも年率平均で14%ほどのリターンが出せています。その上、コロナショックについても誤差のような下落で済んでいます。

 

とはいえ、振り返ってみれば2018年からコロナショックまでの2年間は投資としては大失敗だったといえます。この間、S&P500は年平均26%のリターンを上げており、ぼくはそれにボロ負けしたからです。

 

コロナショック後の2020年から現在まででいえば、S&P500の約22.5%に対して、年率31%という素晴らしい成績となっていますが、本当に18・19年は厳しかった。あと知恵で考えれば、米国以外の株式の比率が大きかったことと、債券がパフォーマンスに悪影響を及ぼした感じです。仮想通貨の低迷期だったことも、これに拍車をかけました。

 

さて、長期を振り返ってみると、現在の下記のポートフォリオ構成は比較的心地よいものです。リアルアセット比率をもう少し下げて25%くらいにしたいのと、現金(オルタナティブ)比率は15%くらいは欲しい。そんな感じでしょうか。

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まぁ放っておけば、太陽光と不動産はその価値からキャッシュを吐き出して次第に比率は減少し、現金比率が増加するはず。また株式やヘッジアセットの価格が上昇すれば、自然とそのかたちに近づくともいえます。たまにはこうやってポートフォリオの変遷を振り返ってみるのもいいですね。

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