今回は、投資戦略のキモというべきアセットアロケーション、2018年1月時点のものを紹介します。
ずばり、外国株式偏重のポートフォリオとなっています。
詳細を見ていきましょう。株式の中で、個別株比率は55%、ETF比率は45%です。
個別株は、米国ハイテク株が中心で、Amazon、Facebook、Google、Tesla、nvidiaを所有しています。日本株での個別株は勤務先の自社株になります。資産全体に占めるNISA比率は5%。もう少し増やしたいですね。
通貨別では、ドル建て資産が57%、円建て資産が32%、ビットコイン建てが10.9%。なお、この集計を行ったときはドルが112円でしたので、現在は7%ほどドル建て資産が目減りしていることになります。
以前からの変化でいうと、定期預金かわりにFX異業者間アービトラージを始めたために流動性資産が増加しています。仮想通貨の大きな値上がりによりその他カテゴリーが増加しています。
約1年前からの変化としては、余剰資金の投入による資産増加が2.4%。主に米国株好調と仮想通貨爆上による増加が約24%でした。正直、出来すぎた感のある1年でしたが、1月末に大きなしっぺ返しをくらうことになりました。そこは次回書きます。
この時点では、かなり攻めのアセットアロケーションです。債券や流動性資産も、少なくとも4%の想定利回りで組んでいます。セミリタイアを目指す方向としては、流動性資産の比率を上げ、ETF比率を上げ、個別株についても特定銘柄のボリュームを下げていきたいと思っています。特に勤務先の自社株が資産の16%に及んでおり、ボラティリティも高いため、この比率を下げていくことが大切です。また、今後資産の取り崩しもありえることを考えると、これ以上、ドル建て資産を増やすことはやめておこうと思っています。米国への投資は継続しますし中心となると思いますが、CFDなどの利用で円建てでも米国株投資は可能なのと、円建てのほうがさまざまな投資機会があるためです。
※ポートフォリオ計算上の注意点
・401kや各種貯蓄性保険、また生活資金としての現金は含みません
・日本債券には、ソーシャルレンディングを含みます
・外国債券には、米国優先株式ETF(PFF)とハイイールド債を含みます
・その他には、J-REITのほか、仮想通貨、貴金属およびVIX投資を含みます
・流動性資産には、現金、MMFのほか証拠金含むFXポジションを含みます