2023年5月の太陽光発電実績がまとまりました。1年で最も日が長いのは6月ですが、梅雨入りするため、発電量は5月が多くなりがち。さて結果はどうだったでしょうか?
最も発電量が増える5月
太陽光発電の発電量は日照量にだいたい比例します。そして1年で最も昼間が長いのは6月22日の夏至です(年によって21日か22日)。日照時間は全国平均で、次のようになります。
- 夏至:14時間50分
- 春分/秋分:12時間
- 冬至:9時間45分
昼と夜の長さがおなじになる春分/秋分に対するパーセンテージでいうと、
- 夏至:123%
- 冬至:81%
と、ざっくり夏至は平均から23%増加し、冬至は19%減るということです。実際の発電量で見ても、夏は118%、冬は80%という数値です。本当は夏至のある6月が最も日照時間が長くなりそうですが、6月は梅雨があるため、発電量トップの月は5月です。
過去最高発電量を更新
そんな5月の発電量は、過去最高を更新して61,784kWhとなりました。マンション4人家族の場合、月間消費電力の平均は316kWhなので、5月は195世帯分の電気を発電したことになります。
なお予実比でも、久しぶりに100%を超えました。エースである白子発電所は計画比115%と上ブレしており、全体でも103%。やっぱり上ブレっていいですね。
粗CFは50万円オーバー
売電額(消費税抜き)からローン返済額を引いた粗CFは初の50万円超えとなりました。当然過去最高です。発電量が多いのだから当たり前といえば当たり前なのですが、ローンの影響もあります。木更津発電所は、こちらの手違いで一般的な元利均等ではなく元金均等になっており、毎月少しずつ返済額が減るからです。
発電所別の粗CFを計算すると、下記のようになります。唯一10年ローンの木更津だけは厳しい数字ですが、ほかはそこそこ稼いでくれていて、これだけでもけっこうな収入になる感じです。
まもなくサラリーマンを退職して完全FIREとなりますので、そうなるとキャッシュフローは太陽光と不動産がメイン。頑張って発電してほしいものです。
各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。
- 1号基 木更津発電所 2020年3月連系
- 2号基 筑西発電所 2020年10月連系
- 3号基 いすみ発電所 2020年12月連系
- 4号基 白子発電所 2021年1月連系
- 5号基 君津発電所 2021年3月連系
- 6号基 石岡発電所 2021年7月連系
FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。
- 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- 筑西発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
- 白子発電所 JINKO(87.42kW)/オムロン
- 君津発電所 JINKO(97.2kW)/オムロン
- 石岡発電所 Qセルズ(98.8kW)/オムロン
↓4月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。