これから融資を伴う投資を検討するにあたり、自分の信用情報をチェックしてみました。方法は、指定信用情報機関のCICです。
「パソコンで開示」 するも注意点あり
CICを使うと、クレジットやローンなどの自分の信用情報をまとめて確認することができます。融資を受ける際には、金融機関もこの情報を確認するので、同じものを事前に把握しておくのは作戦を立てる上で大切です。
トップページに「パソコンで開示」というボタンがありますので、今回はそれを使いました。郵送での開示は時間がかかりますし、窓口での開示は出向かなければいけません。オンラインで処理できるようになって、いい時代になりました。
ところが、この「パソコンで開示」はけっこう制約があって、WindowsかつIEとEdgeでしか利用できません。chromeでも動くかな? と思って試したのですが、ブラウザ判定をしているようで、弾かれてしまいました。Macユーザーは要注意です。スマートフォンの場合はiPhoneとAndroidで利用できるようですが、開示されたPDFファイルをちゃんと保存しておきたかったので、PCでトライです。
ちなみにサービス時間は朝8時から夜21:45まで。休日でも利用できるようですが、深夜はNGという仕様です。
クレジットカード情報+登録電話番号で本人確認
開示にあたっては、自分名義のクレジットカードが必要です。手数料は1000円。またクレジットカードに登録した電話番号から、指定された電話番号(ナビダイヤル!)に電話して、受付番号を音声で受け取ります。
クレジットカードと登録電話番号を使って本人確認を行っているようです。
PDFをダウンロードしたら、このクレジットカードの情報と受付番号を使ってPDFを開く仕様です。
内容はクレジットカードおよび各種ローン
初めてCIC信用情報を見ましたが、27ページにも渡る膨大なものでした。
クレジットカードを複数持っているのですが、すでに解約済みのものも含め、限度額や請求額、入金額、支払い状況が月ごとに記載されています。キャッシング付きかどうかやリボ払いかどうかなども記載されています。
また、携帯電話の割賦情報もしっかりと載っていました。
CICへ登録されている情報は、5年間掲載のようで、5年前に作成したカードについてもしっかり載っているのには驚きました。
幸い、支払い遅延などはまったく無いことが確認できましたが、なかなかに怖い情報です。こうやって情報が集約して掲載されることを考えると、むやみにクレジットカードを作るのもちょっとはばかられますね。