4月が終わりましたので、恒例の月間成績発表&アセットアロケーション状況確認です。
全体
最初に全体です。株価が継続して上昇し、少々円安ということもあり、先月に対してまたも増加です。+3.7%となりました。月次リターンプラスは4ヶ月連続です。2018年3月末を1とした指数も上昇し、0.99ポイントまで戻りました。
各セグメントの状況です。グロース銘柄の一部を売却したこともあり、変化が生じています。インデックスは+3ポイント、オルタナティブも+1ポイント、グロースは▲5ポイント、現金と太陽光は変わらずです。
通貨別ポートフォリオ(円建て)は下記の通りです。ドル円がそれぞれほぼ半分。仮想通貨が少し戻して3%となりました。
4月の売買
4月はグロースセグメントを売却しました。Amazon株とFacebook株を一部売却し、その資金でBNDを買いました。個別株からインデックスへのシフト、株式から債券へのシフトです。
このリバランス後、AmazonもFacebookも上昇したので、なんだかなぁという感じですが、両株ともそこそこを所有しているので、上昇は嬉しい限りです。この20日あまりでAmazonは4.3%、Facebookは8.8%も上昇しています。
そのほかの売買は、継続積み立ての「野村つみたて外国株投信(毎月購入)」です。
インデックスセグメント +3%
インデックスセグメントは先月比で3%の上昇です。株式が比較的好調でした。また債券も2%上昇しています。AmazonとFacebookを一部売却してBNDを購入した結果、債券比率が上昇し、インデックスセグメント内で37%に達しました。+5ポイントです。
アセットアロケーション的には、もっと債券比率を増やしていいと思っています。グロースセグメントのポジションをさらに売却し、債券に回したいと思っています。
各アセットの推移はこんな感じです。 それぞれしっかり上昇しました。
配当は毎月分配の、BND、IEF、MBB、PFFのほか、ARCC、VT、IVVが配当タイミングでそこそこの額が出ました。インデックスセグメントの0.3%相当です。
グロースセグメント +2.7%
グロースセグメント全体では+2.7%でした。自社株比率が上昇してしまっているのが気になります。この夏までにはこちらは処分する予定です。Amazonの一部売却により、GAFA銘柄の比率がほぼ同じになりました。あとはTeslaに頑張ってもらいたいところです。
GAFAのリターンは立派ですが、Teslaはいまいち。自社株に至ってはほんと頑張れ!という感じです。自社株は配当を出しているのと、貸株の利率が高いので、12ヶ月リターンではここから+3%程度になりますが、それでも焼け石に水。成長できない割に高配当でもないという日本企業の典型例のようになってきています。
オルタナティブセグメントは仮想通貨復調
オルタナティブセグメントでは、VIXのポジションを拡大しました。あまりに株価が順調なのに対し、リバランスができていないので、急落に対するヘッジです。とはいえいまのところ株価は順調でVIXも下落傾向。
ゴールデンウィークはなにかが起こるか?と期待したのですが、いまのところダメですね。投下資金の10%程度の利が乗ったらクローズしようかと思っていたのですが、ゴールデンウィークを明けてもVIX急騰がないようなら、シナリオから外れたということでクローズしようと思っています。
FXのポジションは、ゴールデンウィーク中流動性が下がることを危惧して、証拠金を厚めに入れています。正月のように急激な円高ということもあり得ますので。
徐々に回復してきたのが仮想通貨です。BTC価格は一時60万円を超え、かなり戻してきました。メインはBitcoinです。76%を占めています。またEthereumについては、PoSへの移行を見据えて、少し買い増しています。
リアルアセットセグメント
リアルアセットは変化なしです。発電所の稼働はまだなく、法人の税理士報酬だけが積み上がっていきます。あとは購入済みの土地の固定資産税とか。
早く稼働してキャッシュを生み出してほしいものです。
資産全体で見ると、かなり債券比率が上昇しましたが、まだまだ株式偏重です。株式が61.3%、債券が16.9%、現金が12.5%という比率です。自社株を早々に売却すること。不動産クラスへの投資が薄いので、REITか現物不動産を購入すること。それを目指したいと思います。
注意書き
下記の目論見書に従って運用をしていきます。
- インデックスセグメント目論見書
- グロースセグメント目論見書
- オルタナティブセグメント目論見書
- リアルアセットセグメント目論見書
また、計算上の注意があります。
- このポートフォリオには、生活防衛資金、401k、各種貯蓄性保険、年金は入れていません
- 含み益も資産として計算されているので、ここから税払いが発生する場合があります
- 法人と個人の資産を合算しています
【3月のポートフォリオ】