FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

良い投資は退屈なもの

「良い投資は退屈なもの」。こういったのは、かの有名な投資家であるジョージ・ソロスです。この言葉はシンプルでありながら、深い含蓄を含んでいるように思います。おそらく、投資リテラシーには3段階くらいあるのではないでしょうか。 『もし投資が楽しい…

米債券ETFを分析する 金利と債券価格は表裏一体

投資といえば株式という人が多く、もう一方の主役である債券についてはそれほど情報がないようです。そこで、米債券系ETFについて、基本的な考え方についてまとめてみました。まずは債券価格の考え方からです。 そもそも債券って? 債券の価格を決めるのは金…

日本でインフレが起きる2つのシナリオ

コロナ禍による世界的な金融緩和によって、インフレが起きるのではないか?という懸念があります。ぼくも何度かインフレについて書いてきました。でも、「金融緩和」→「インフレ」というのは、少々メカニズムが曖昧です。もう少し分解して紐解いてみます。 …

日経225を信用と先物でクロスしてみる

今回ちょっと変わったことにトライします。日経平均指数について、信用取り引きと先物でクロスポジションを建てるという実験です。なぜそんなことを?と思うでしょうが、税金にからんだ、ちょっとややこしい理由があるのです。 先物の損失をなんとかしたい …

債券を入れるとリターンはどれだけ改善するか

インデックス投資というと、「すべて株式でいい」という意見があります。シーゲル教授なども、株式は長期的に見ると最高の資産だと言っていますね。一方で、資産運用は分散が大事で、互いに相関のない資産を組み合わせるべき、というのがポートフォリオ理論…

利益相反に気をつけろ あなたの損は相手の得

投資や資産運用には、いろいろな誘惑があります。「この株は上がるから買い!」「この商品を買えば儲かります」「この証券会社がオススメです」etc。いろいろな情報があふれるなか、いったい何を信じたらいいのでしょうか?今回は、その見極め方の考え方を。…

モバイル保険が付いたプラチナカード ミライノデビットPLATINUM

スマホなどのモバイル機器は、しばしば壊れるものです。特に落下によるガラス割れは、経験したことのない人のほうが少ないでしょう。これに対して、通信キャリアはもちろん、端末メーカーもさまざまな保険を提供しています。さらに、少額短期保険も充実して…

3%還元のVisa LINEカードの注意点と活用法

4月14日、Visa LINE Payクレジットカード(Visa LINEカード)の申し込み開始と同時に、申請を行ったのですが、そこからはや2ヶ月弱。やっと、Visa LINE Payクレジットカードが到着しました。Twitterなどでは、申込みから一週間で来たという話もありますし、5…

セミリタイア(FIRE)に適した年齢

若くしてセミリタイアした人が話題になったりします。自身もセミリタイアした一人として、いったいいつセミリタイアするのがいいのか、考えてみました。 60歳より前のどこか? 50歳は若いかどうか 今やりたいことは消えていく 時間とお金と情熱のトレードオ…

6月の優待クロス ツカダグロ優待廃止【2020年】

6月の優待クロス状況をまとめておきます。このところ非常に感じるのは、日興証券を使うユーザーが増えたためか、とにかく一般信用在庫が早くなくなってしまうこと。もはや1ヶ月前では、めぼしい銘柄は取れなくなってきています。 5月の振り返り 6月は大物、…

「レバレッジETFの減価」は順張りリバランスが犯人

よく「レバレッジETFは減価する」ので損という話があります。この減価とはどういう意味なのか、少し考察してみます。 レバレッジETFの仕組み 米NASDAQのQQQとTECLでは? なぜ素直に2倍、3倍にならないのか リバランスしない先物レバレッジなら? リターンが2…

2020年5月の成績とポートフォリオ公開

5月は引き続き、株価が戻ってきています。先日の記事でも書いたように、実体経済はまだまだ傷んでいますが、各国政府はなりふり構わず金融緩和に動いており、もはやバブル状態です。では資産はどう変化したでしょうか? www.kuzyofire.com 全体は+3.4% 下げ…

過去1年の日本株リターン 個別株とインデックス

「インデックスは儲からない」。Twitterなどでこんな話をよく聞きます。確かに、セミリタイアを目指すのであれば、少なくとも1億円以上は資産が必要でしょうし、入金力が少なければ、それをインデックスで実現するのはけっこう大変です。つまり、平均6%程度…

法人2期目決算終了。そこには消費税還付の落とし穴が

法人1号の2期目の決算が終了しました。苦節2年、この3月についに一つ目の太陽光発電所が連携し、初めて売り上げがたった決算になります。太陽光発電所が連携したということは、そう。期待の消費税還付も行われました。ところが、よくよく税理士に話を聞くと…

コロナショックからコロナバブルへ

3月に起きたコロナショック。リーマンショック以来と言われる株価下落に、阿鼻叫喚、毎日がお祭りでした。ところが、3月23日を底にして、株価は反転。急速に戻りつつあるように見えます。 実体経済の痛みから、金融危機に推移してしまうかどうかがポイント …