騙された……というと大げさですが、試しにマネックスのトレードステーションに申し込んでみたところ、たいへんな目にあいました。
留意事項の説明不十分!
申し込みの際、Webには利用の際の留意事項が書かれています。はい。これは分かりました。IPOや端株が取引できなくなります。
ちなみに、トレードステーションは高機能な板情報やチャート分析、システムトレード機能などがあります。デイトレーダーのようなアクティブトレーダーにとっては、プロ仕様のソフトとして、たいへん定評がありますね。今回は、ポートフォリオ組成にあたり、バックテストをしてみたくて申し込んでみたのでした。
ところが利用可能になってびっくり。Webのほうでこれまで使えていたさまざまな機能が使えなくなっています。よくよく留意事項のPDFを見るとこんなことが書いてありました。
なんとWebから日本株の取引ができなくなります。さらに、トレードステーションでは一般信用の売りができません。つまり、マネックスで一般信用の売りは完全にできなくなります。
おいおい。それ重要な情報だよ。。
ツールはWindowsとスマホのみ
しかも、これは事前に分かっていたことですが、トレードステーションはWebでの提供はなく、専用ツールから利用します。そしてツールは、Windowsとスマホアプリしかありません。
さらにスマホアプリでは、システムトレードやバックテスト機能がありません。Windowsを持っていないとダメということです。ちなみにぼくはMacユーザーです。
これでは全く申し込んだ意味がなく、しかも想定外にWebでの日本株取引、一般信用の売りができなくなりました。なんてことでしょう。
どうしたら解約できる?
しかもトレードステーション契約を解約しようとしても、解約メニューが見当たりません。どこだどこだ? と探したところ、サポート掲示板に方法がありました。
なんとサポートデスクまで電話せよ、ということらしいです。しかも(細かいことですが)携帯電話からはフリーダイヤルが利用できません。
マネックスは他の証券会社に比べてもUIUXの継ぎ足し構造が大きく、非常に使いにくいのですが、このヘルプのあたり、さらに不信感を持ってしまいました。そもそも、信用取引口座を申し込むと日本株の貸株サービスが利用できなくなるなど、なぜ? という構造が多いのがマネックス。今回はトレードステーションにやられました。