FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

資本金の払込証明書:資産管理法人を作る

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資産管理法人を作るにはいくつか書類が必要です。私の場合、

  • 代表者の印鑑証明
  • 代表者の身分証明書
  • 資本金の払込証明書

が必要でした。ちょっと戸惑ったのは「資本金の払込証明書」です。

 

合同会社(LLC)の場合会社法第578条に基づき、出資がたしかに行われているかを証明するために、この資本金の払込証明書が必要になります。要は、ある銀行口座(代表者の口座が一般的か)に、資本金が払い込まれたという明細を用意することになります。

 

はじめ、資本金相当額が入っている銀行口座の預金残高を提示しましたが、これではダメとのお達し。資本金相当額が「振り込まれた」という明細が必要だと言われました。これは、1人法人でもそうなのだそうです。

 

結局どうしたかというと、別の銀行口座にいったん資金を移動し、振り込み直すことで「資本金がたしかに振り込まれた」という証明にしました。振込履歴を提出しました。なんというか、面倒な話です。

 

以前は、銀行などが発行する払込保管証明書が必要だったそうですが、現在はかなり簡易的な方法で良くなったようです。ちょっと調べると、「ゆうちょ銀行の通帳は住所が記載されていないからダメ」とか「ネット銀行はもっとダメ」という記載もありましたが、ぼくの場合はネット銀行の画面キャプチャ(振込明細込み)で大丈夫でした*1

 

これで書類が整いましたので、実際に法人が設立されたら、法人名義の銀行口座を作り、そこに資本金を移動させることになります。簡単とはいえ、いろいろなステップがあります。

 

法人設立のステップ

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*1:追記:「大丈夫」ということだったのですが、楽天銀行ではNGが出ました。入出金欄が分かれている必要があるとのことです。ぼくの場合は東京ですが、どの地域、どの行政書士でも同じなのかは不明です。結局新生銀行のキャプチャを用意しました