昨今、Amazonのギフト券の転売が厳しく取り締まられるようになり、下記のようにギフト券の残高没収だけでなく、「アカウント停止」もあり得ます。
もう、このギフト券転売サイトから安く買うという手段は使えませんね。アカウントが停止されてしまっては、例えばこれまでに購入したKindleの本もすべて読めなくなってしまうわけで。
世の中、楽天ポイントからPontaポイントなどなど、現金代わりに使えるポイントがいろいろとあります。でも、オンラインショッピングで一番汎用性が高いのはAmazonギフト券でしょう。実際、オンラインでのアンケートのリワードや、プレゼントの定番となっている感もあります。
このAmazonのギフト券、Amazon自体がいろいろなキャンペーンをたびたびやっています。しかし、そのタイミングを逃したとしても、だいたい9%引きくらいではゲットすることが可能なのです。
その方法は、ギフト券の転売サイトを使うことです。Amazonギフト券などを持っている人が出品し、欲しい人が購入します。デジタルポイントなので、オンラインで完結でき互いの個人情報も不要です。転売サイトの老舗がAmatenです。
このように、Amazonギフト券が9.1%引きで出品されています。購入に手数料などはかからないので、この金額だけで購入して利用が可能です。
iPhoneを持っているならなにかと便利なiTunesカードも、10%を超える割引率で出品されています。
Amatenの面白いところは、現金の振込だけでなく、bitcoinとモナコインの入金でもアカウントにチャージができることです。画面は実際のbitcoinの入金のもので、表示されているQRコードを、BRDなどのウォレットでスキャンすれば、簡単に送金が可能です。
画面は8700円分の決済ですが、レートの違いか手数料により、BRDからの送金金額は8914円相当となっていました。bitcoin自体の送金手数料自体は、BRDの場合、現在7円だったので、無視できるレベルですが、決済手数料は意外と高いですね。銀行振込手数料が無料のところを使っているなら、振込のほうが安価です。
それでもbitcoin送金のほうが便利な場合があるのは、夜間や休日など銀行振込が動いていないタイミングでも、bitcoinならば送金が可能だというところです。
Amazonギフト券が9%引きで買えるということで、たいへん便利なAmatenですが、詐欺にあった、という評判があることには注意が必要です。これは、Amaten自体が詐欺をしているのではなく、不正に入手されたAmazonギフト券が出品されることがあり、それを購入してしまうと、いったんAmazonアカウントには登録できるものの、あとから凍結されてしまうということがあるようなのです。
Amazon.co.jpでは、細則の規定に基づき、転売もしくは不正に取得された可能性のあるAmazonギフト券のロック(凍結処置)、および無効化を行っております。そのため、お客様に心当たりがない場合でも、詐欺の可能性により、お手持ちのAmazonギフト券が使用できなくなる場合があります。
幸いなことに、ぼくはこれまで凍結にあったことはありませんが、理屈上ありえる話ですし、回避方法も見当たりません。確率的にこのような詐欺ギフト券にあたるのをどう考えるか、ということくらいでしょうか。9%程度安くなっているので、詐欺ギフト券の割合が9%より少なければ、トータルで得になるはずです。
また、amatenには後発の競合サイトが多数あり、そのうちのひとつギフティッシュには、購入したギフト券の30日間返金保証がうたわれています。
【② 有効の場合でも30日間の返金保証】
「登録完了」が行われたギフト券が対象登録時はギフト券番号が有効でも、後日発行元にキャンセルされる場合があります。この場合でも、購入から30日間以内であれば調査いたします。(ギフト券番号が不正な手段で入手されたことが後から判明した場合等のケース)
また、適切な本人確認の実施や取引内容の監視を通じて、不正ギフトの流通防止に努めております。
こうした競合サイトを使うのも、不安解消に役立ちそうです。
とはいえ、「安く買えた!」と喜んだあとに、「凍結された!」となると、精神的なダメージが大きいので、確実を求める人は手を出さないことをお勧めします。