9月に入ってから、ズンズンと円安が進みました。111円前半から、9月末にはもう113円半ばまで上がっています。ぼくはドル円の異業者FXアービトラージのポジションを持っているので、これだけ為替が動くと一度ポジションの整理をしておかなくてはなりません。
ポジションを作ったのは5月18日です。約4ヶ月と10日が過ぎています。ショートポジションのDMM FXでは、為替の評価損が51万6000円。逆にロングポジションのくりっく365では、評価益が51万3000円出ています。差し引き3000円のマイナスはスプレッド分です。
一方でスワップポイントは、DMM FX側が −12万4580円、くりっく365側が19万3360円です。差し引き6万8780円のプラスです。期間内の利回りは1.6%となっています。
ここまで、いずれも証拠金比率200%を目安に、こまめに資金移動を行ってきました。幸いなことに円安への変化が比較的緩やかだったので、証拠金の移動はそれほど慌てなくても大丈夫でした。
ただし、円安方向に振れた結果、ロングポジション側で評価益とスワップ益がダブルできています。 つまり証拠金比率200%を両方のポジションで維持しようとすると、ロングポジション側の現金がどんどん減っています。くりっく365のロングポジションでは、すでに出金可能額が20万円程度しかありません。
このまま円安傾向が続くと、どこかで含み益を一度確定させる必要が出てくるかもしれません。つまりスプレッド分だけコストがかかることになります。
もう少し様子を見て、このポジションをどうしていくか考えていきたいと思います。
↓7月にも急激な円安が起こって証拠金の早急な調整が必要になりました。そのときの記事です。
↓米ドルFXアービトラージポジションを作って1ヶ月目の成績をまとめたものがこちらです。
↓FXアービトラージについて概略を説明しています。