今日12月19日、ソフトバンクグループの携帯事業子会社ソフトバンクが上場しました。配当性向85%、配当利回り5%をウリに、1500円という強気の価格での売出しでした。結果は、寄り付きから2.5%の下落。その後盛り返すこともなく、午前の終値は9.4%の下落となる1360円となっています。
結局、得をしたのはこの上場で2兆6000億円を調達したソフトバンクグループです。ビジョンファンドへの投資に回るのでしょう。
株価が売り出し価格から約10%下落したことで、業績と配当が想定どおりなら配当利回りは5.5%に上昇しました。
ちなみに、過去の大型IPOの状況は日経新聞によると次のような感じです。LINEは48%も高い値が付いたんですね。
こうした上場案件はムードで決まるところもあると思いますが、やはり今回は参加しないで正解でした。