2018年版、確定申告の方法です。まずは国税庁のこちらのページから「確定申告書等作成コーナー」に進みます。基本的な流れは次の通りです。
- 数字を入力して申告書を作る
- 途中でデータをローカルに保存したり、読み込んだりできる
- 作成が終わったら、印刷して郵送するか、e-Taxで提出する
- 支払いが必要なら支払う。還付があるなら受け取る
最初は「作成開始」を選びます。後述しますが作りかけのデータを読み込んで修正したり続きを入力もできます。
最初に「e-Tax」で提出するか「印刷して郵送」するかを選びます。e-Taxの場合、マイナンバーカードと読み取り機を使って提出するか、IDとパスワードを使って提出するかを選べるようになりました。先日、IDとパスワードを取得してきましたので、今回はこちらを選びます。
e-Tax提出の場合は、IDとパスワードを入力します。
一応、対応環境が表示されます。これまでもMacOS+Chromeで作成していますが、それで問題が起きたことはありませんでした。あくまで動作確認環境のようです。
いくつかの申告書がありますが、個人投資家の場合は「所得税」です。
続いて、こちらは個人投資家の場合は「左記以外の所得のある方」を選びます。
事業をやっている人なら青色申告の場合もあるでしょうが、青色申告の事前申請をしていない場合は承認も得ていません。個人投資家の場合は普通、チェックなしです。
ここまでくると、ついに確定申告数値の入力が可能です。総合課税、分離課税に別れていますので、それぞれの金額を入力していきます。
画面の下部には「入力データの一時保存」ボタンがあります。こちらを押すと、「h30syotoku.data」という名称で入力情報がローカルファイルに保存できます。
このデータはローカルに保存されるので、複数の数字を入力して複数のデータファイルを用意し、税金がどう変化するのかをチェックすることもできます。
保存したデータを元に入力を続けたり、修正したりしたい場合は、下記の画面で「再開作成」を押せばOKです。
ファイルを選択して読み込む必要があるので注意です。
選択するのはやはり青色申告ではなくて、所得税の確定申告書です。
国税庁の確定申告書作成コーナーは、毎年着実にアップデートしてよくなっているのに好感が持てますね!
【投資家の税金に関する「箱」について理解して、うまく節税しましょう】