FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

ビットコインを最初に買ったのはいつか?

f:id:kuzyo:20190927180438j:plain先日、ビットコインのことが話題に出て、すごく早くから興味を持っていて買ったという話になりました。しかし、ふと考えると、いったいいつ買ったのか、記憶がありません。本格的に資金を投入したのは、ビットコインが急上昇を始めた2017年の5月でした。

 

でもそのときに取引所の口座はあったし、一部仮想通貨を持っていたんですね。いったい、ぼくが最初のビットコインを買ったのはいつか? 調べてみることにしました。

bitFlyerの履歴をみると

まずはbitFlyerのアカウントに入って、取引履歴を見てみました。すると、2016年5月に、どこからか0.25BTCほどBitcoinを預け入れている履歴があります。

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では、このbitcoinはどこから来たのでしょう?

メールの履歴を検索してみると 

そこでメールの履歴を検索してみました。Gmailはこういうときに便利ですね。すると、2015年2月にCoincheckからユーザー宛に届くニュースレターを受け取っています。少なくとも、このときにはアカウントはあったようです。

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Coincheckの取引履歴をチェックしてみる

では今度はCoincheckです。取引履歴を見てみると、2017年以降のものしか表示されません。最も古いものを見ると、いきなりETHの売却から始まっているし、どこからか2.5BTCを受け取ったり、どこかに0.13BTC送ったりもしています。

 

先の2016年のbitFlyerの履歴を見ても、これより前に仮想通貨を持っていたのは確かです。

bitFlyerのトランザクションIDを確認する 

そこで手法を変えて、bitFlyerに入ってきたBTCのトランザクションIDを確認してみることにしました。ここがちょっとわかりにくかったのですが、「お取引レポート」の中で、「すべてのお取引」ではなく「入出金」を選ぶと、日本円の出し入れに加えて、仮想通貨の出し入れも表示されます。

 

そしてここには、送金元のアドレスと、トランザクションIDが表示されています。この送金元アドレスのトランザクションを追ってみましょう。bitFlyerはブロックチェーンエクスプローラーを持っているので、アドレスをクリックするだけで、確認できます。

 

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すると、0.25BTCを送金したアドレスを見つけることができました。このアドレスはどんなトランザクションを行ってきたのでしょう? 同日、0.25BTCのほかに、合計で66BTCほどを送金しています。また、別のアドレスから約69BTCを受け取っています。69BTCとは当時でも穏やかな額ではありません。

 

アドレスをたどっていくと、同じアドレスから2016年4月以降、2017年5月まで599件の取引がありました。1000BTC、1300BTCなどといった高額な取引が並んでいます。これはおそらく別の取引所が管理するアドレスではないかと想像できますね。

もう一度Coincheckを見てみる 

 初期に開設した取引所はbitFlyerとCoincheckしか記憶にありません。となると、これはCoincheckの可能性が高い。というわけで、改めてCoincheckを探ってみることにしました。

 

するとCoincheckの「ウォレット」の「総資産」から「最新のアクティビティ」を開き、「もっと見る」を押すと、取引履歴よりも前まで、過去まで遡れることを発見しました。その取引が下記です。

 

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2016年の3月に5万円を入金しています。その後、0.2BTCを買っているようです。このときBTC価格は4万7000円程度。だいたい1BTCを買うつもりで入金したのではないかと想像できます。

 

3月13日の送金先については、手元のウォレットでした。ウォレットの履歴をみると、下記のように受け取りが記載されていました。

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その後ETHも買い、2016年7月にはETHのハードフォークで、Ethereum Classic(ETC)が生まれて付与されています。BitcoinからBitcoin Cashのハードフォークのときはよく覚えていますが、このときもハードフォークを経験していたんですね。

 

ざざっと見て、最初にBitcoinを買ったのは2016年4月。その時の価格は約4万7000円ということが分かりました。

仮想通貨年表

せっかくなので、この時期までの仮想通貨界隈の出来事を簡単にまとめてみました。

  • 2008年 サトシ・ナカモト論文が発表される(Coincheckによる日本語訳
  • 2009年 1月3日に最初のBitcoinブロック(ジェネシスブロック)が生み出される
  • 2010年 5月22日にフロリダ州でピザ2枚が1万BTCで購入される(1BTC=0.2円)
  • 2010年 7月にMt.Goxがサービス開始(1BTC=7円)
  • 2011年 6月にMt.Goxがハッキング(1BTC=1401円)
  • 2011年 10月にLitecoinが誕生
  • 2012年 11月に最初の半減期が到来。報酬は50BTCから25BTCへ(1BTC=1013円)
  • 2013年 11月、Bitcoinの時価総額が100億ドル突破(1BTC=約11万円)
  • 2013年 11月、19歳のVitalik ButerinによりEthereumのホワイトペーパー発表
  • 2014年 2月 Mt.Goxが閉鎖(1BTC=1万8280円)
  • 2014年 4月〜10月 Zaif前身やBtcBox、bitflyer、bitbank、Quoine、Coincheck、Krakenなどがサービス開始
  • 2014年 7月 EthereumのICO実施 2万5000BTCを調達
  • 2015年 7月 EthereumのFrontier公開
  • 2016年 4月 ぼくがBitcoin、Ethereum購入
  • 2016年 6月 TheDAO事件発生 Ethereumハードフォーク

2013年4月から2019年9月までのBitcoin価格の推移(CoinMarcketCap)

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対数軸チャートで見ると、より分かりやすい。

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