毎月恒例のインカムゲインCFの推移です。今月は失念していて、こんな遅いタイミングになってしまいました。総資産から入ってくるキャッシュフローについて、額の推移と、月間生活費に対して何%をカバーできているかをまとめます。
8月のインカムゲインCF
8月のインカムゲインCFは、引き続き太陽光が好調なものの、不動産は1室空室のまま。配当もちょっとだけという月でした。珍しく、TOPIX連動投信からの分配金だけが入ってきています。
太陽光の詳細については、下記ページにまとめています。
CFレベルはわずかにショートの95%
月間の生活費に対して、資産からのCFがどのくらいあったかを示したのがこちらのグラフ。今月から書き方をちょっと変えて、平均生活費を超える収入があった部分を赤棒にしてみました。8月は5%ほど、平均生活費を下回りました。
このグラフを作りにあたり、ちょっと学んだのがMAX関数です。これは対象の中で、最大の数字をピックアップして返すという関数ですが、これをうまく使えば、「マイナスの場合は0、そうでなければそのまま表示」という判定が可能です。
=MAX(A1, 0)
という感じです。「A1か0の大きい方を表示」ということになるので、A1がマイナスなら0が表示され、マイナスでなければA1の数字が表示されます。IF文よりもシンプルだし、見た目もわかりやすいですね。見れば確かにそう動くよね、と分かるのですが、意外と気づかないものです。
インカムゲイン利回り
総資産に対して、今年の累計インカムゲインがどのくらいの利回りなのかをまとめました。8月終了時点で1.80%。このままのペースが続けば、2.7%に達します。
現在の相場は、為替も不安定なら株式相場も不安定で、さらに債券も利上げで価格下落見通し、そして不動産などは高値に行ってしまっている感じが満載です。最も安定的にリターンを出せてボラティリティもないのは、ドルステーブルコインのレンディングですが、こちらはこちらで業者の破綻リスクなどがあり、大量に突っ込むのは気が向きません。
こういう相場は、特に動かないのがコツだと思っています。現金比率が高いに越したことはありませんが、いま売っていいのかどうかも不明です。下手に売買せず、方向性が落ち着くまで待っていること。または機械的にたんたんと積み立てること。こういう投資戦略が採れるのは、個人投資家だからこそでもあります。
↓先月7月のインカムゲインCF状況