先日、バンガードがVTなどの経費率を0.01%ほど引き下げました。もともと低コストなバンガードですがさらに引き下げるとはさすが! と思ったのですが、ではバンガードのETFに投資する投資信託は? と思っていたら、やはり引き下げが発表されました。
楽天投信投資顧問は、「楽天・バンガード・ファンド」シリーズと題して、バンガードのETFに投資する投資信託を複数用意しています。例えば、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」ならば、VTへ投資という感じです。
こちらが、バンガードのETFコスト引き下げにともない、運用管理費を引き下げました。それぞれ、ETF側のコスト引き下げ分と同率を引き下げているようです。
https://www.rakuten-toushin.co.jp/news/pdf/20190311.pdf
ちなみに、VTを直接買い付けると経費率は0.09%ですが、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(楽天VT)だと0.2196%となり、0.1296%ほど割高です。ただし、米国ETFに対して投資信託として購入すると、次のようなメリットがあります。
- ノーロードファンドなので、購入手数料無料
- 日本円で買い付けられるので為替手数料がかからない(為替リスクは負います)
- 分配金を出さないため(出さないことは保証していない)、分配金への課税を繰り延べられる