5月から6月末まで実施していた新生銀行の10%還元キャンペーンですが、ギリギリ駆け込みで当選しました。いやはや、半ばあきらめていました。
落選が続く毎日
参戦したのは6月5日。営業日で残り17日というタイミングです。これでも、毎日抽選に参加すれば、8割以上の確率で当選するというのが当初の見立てでした。
ところが毎日届くのは「落選」のお知らせ。1日過ぎ、2日過ぎ、落選、落選とメールをもらうと、当たる確率がどんどん小さくなっていくのが感じられます。
17日分の抽選を一気に行えば、確かに当選確率は8割以上なのですが、落選のお知らせを受けるたびに、当選確率は減っていきます。過去の抽選結果は、未来の抽選に影響を与えない、独立したものだからです。
一定の確率で闇に閉じ込められるグレッグ・イーガンの名作短編『闇の中へ』(『幸せの理由』所蔵)を思い出しました。
- 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/07/01
- メディア: 文庫
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6月5日分 6月10日発表 落選
6月6日分 6月11日発表 落選
6月7日分 6月12日発表 落選
6月10日分 6月13日発表 落選
6月11日分 6月14日発表 落選
6月12日分 6月17日発表 落選
6月13日分 6月18日発表 落選
6月14日分 6月19日発表 落選
6月17日分 6月20日発表 落選
6月18日分 6月21日発表 落選
6月19日分 6月24日発表 落選
6月21日分 6月26日発表 落選
6月24日分 6月27日発表 落選
6月25日分 6月28日発表 落選
6月26日分 7月1日発表 落選
7月1日に「落選」のメールを受け取った時点で、残り2日分の可能性しかありません。当選確率は、1- ( 0.9 ✕ 0.9)で、19%程度でした。
ヘッジの日経225CFDも7月1日夕方にクローズ
28日に最後の解約と購入申込みを行い、翌月曜日の7月1日には解約だけ実行。これで、1日の15時あたりの金額で解約が約定するはずです。合わせて、ヘッジに使っていた日経225CFDの売りポジションもクローズしました。
この間、日経225は上昇し、建て時20,777円だったものがクローズのタイミングでは21,703に上昇。926円差の30倍+金利▲1,830円で、CFDの損益は、▲29,610円でした。
ついに来た!当選
もうダメだな……と諦めていた矢先、なんと当選メールが。いやはや確率というのは怖いものです。
6月27日分 7月2日発表 当選!
6月28日分 7月3日発表予定
最終損益は?
一方の新生銀行側の日系225投資信託の合計損益は、28,276円でした(税前)。ヘッジのCFDが▲29,610円でしたので▲1,334円の損失です。一方で、キャンペーンの10%還元が上限の5万円ありますので、4万8000円程度の利益となりました。
ただし、投資信託の利益には20.315%の厳選分離課税があり、税額が5745円かかります。CFD側の損失は先物系の利益と通算できるので、全体でみればプラマイゼロですが、箱が変わることの面倒くささはあります。
プリペイドカードGAICAの発行
今回のキャンペーン還元額は振り込まれるわけではなく、プリペイドカードGAICAへのチャージとなります。タイミングは8月末だそうです。
そのため、プリペイドカードGAICAを作成しなくてはなりません。これはVISAブランドのプリペイドで、審査不要、年会費無料のカードです。前月21日〜20日の間に1万円以上のチャージを行うと、自動的に新生ゴールドステージになるという特典もあります。米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルの外貨を直接チャージして、現地ATMで下ろせるという、珍しい特徴も持っています(要マイナンバーカード、外貨はチャージ手数料が3.5%。高い!)。
申し込みから発行まで1週間から10日程度かかるので、早めの申込が必要です。