7月が終わったかと思えば、FOMC(8月1日)の想定よりタカ派発言で米国株は下落、さらにトランプ大統領の対中国の制裁関税第4弾の話も出て、市場は大混乱です。為替も、109円台から一気に106円台まで円高が進みました。
さてそうした背景の中、どうだったのでしょうか?
- 全体は▲2.3%
- 7月の売買
- インデックスセグメント▲3.6%
- グロースセグメント +0.4%
- オルタナティブセグメント 優待クロス目的の日本株が増加
- リアルアセットセグメント
- アセットアロケーション
- 注意書き
全体は▲2.3%
資産全体は先月末に比べて▲2.3%でした。株式比率が減少しているため、かなり市場変動の影響を受けにくくなっています。1年前と比較すると▲5.7%。決していい市場というわけでもないですね。
各セグメントの状況です。実はほぼ比率に影響はありませんでした。
セグメント別の推移も、先月とほとんど変わりません。
通貨別ポートフォリオもほぼ変動なし。ドル円為替は先月の計算時が108.3円で、今回が106.6円。1.5%ほどの円高でドル建て資産の減少となりましたが、ほぼ誤差ですね。
7月の売買
さて、そうはいっても実は7月はいろいろな売買を行いました。ポートフォリオの組み換えというより、短期のオルタナティブ取引が中心です。
まず、新生銀行のキャンペーンに参戦して、あわや失敗か!?と思いましたが、無事に当選して5万円をゲットできました。この5万円は総資産に組み入れていません。また、じぶん銀行の外貨キャンペーンにもトライして、年率金利15%の利息を、為替ヘッジしながら得ています。
さらに、8月優待を相当仕込みました。これはすべてクロスしてヘッジしています。
「野村つみたて外国株投信(毎月購入)」は継続です。さらに、ネオモバイル証券に口座を開き、自動的に200円分(税込み216円)の積立投資状態になっています。
直近では、サクソバンクで銀オプションのプット売り(CSP)を実施。無事にプレミアムを受け取りました。また詳細はのちほどとなりますが、GMOで米国VIのロングポジションを取って、こちらもFOMC絡みでしっかり利益を出すことができました。
いくつか遊びでこのような取引をしましたが、ポートフォリオに影響を与えるような金額にはなりませんでした。
インデックスセグメント▲3.6%
インデックスセグメントは▲3.6%です。比率としては、債券比率が1.5ポイントほど上昇。日本株の比率が減少しました。
配当は、恒例のBND、IEF、MBB、PFFに加え、ARCCとXLPから出ています。ARCCは株価も上昇して18.57ドルです。今回の分配金は0.42ドル。年4回の分配金が出ますので、年換算するとちょうど9%というところです。総資産に対する配当金は、0.109%でした。
インデックスの推移を見ると、PFF、ARCC、BNDなど債券系は上昇。株式は不調です。ただし、冴えない新興国(EEM)および米国除く先進国(EFA)に比べて、米国(IVV)の水準は高いですね。
グロースセグメント +0.4%
グロースセグメントはわずかに上昇でした。株価指数は下落しましたが、ハイテク系は決算も好調だったのが理由です。
推移を見ると、こまったことにほとんどを売却した自社株が大きく上昇です。タイミングで見ると、まさに底値で売った形ですね。やっぱりタイミングはぼくには分からないものです。
オルタナティブセグメント 優待クロス目的の日本株が増加
オルタナティブセグメントでは、優待クロス目的で現物を保有している日本株が、セグメント内比率で13%に達しました。まぁこちらは信用売りしているので、価格変動リスクはありません。資金の使い方という意味合いですね。
ここから今度は9月の優待クロスも仕込んでいきますので、さらに比率が上昇するでしょう。また、あまり現金を寝かせておいてもしかたないので、FXのスワップアービトラージポジションも、もう少し拡大しようかとおもっています。
仮想通貨は引き続き下落です。Bitcoinは100万円を超えてから150万円にタッチするくらいまで上がりましたが、そこから急落。現在は100万円をわずかに超える金額で推移しています。
冴えないのはアルトコインです。いずれも価格が下落し、結果、Bitcoinの比率が75%近くまで上昇しています。ポートフォリオを整理して、Bitcoinにまとめておいて正解ともいえます。Ripple(XRP)とBinanceCoin(BNB)もそろそろ整理していいかもしれません。
リアルアセットセグメント
引き続き、リアルアセットには変化がありません。
アセットアロケーション
全資産のアセットアロケーションです。優待クロスのために現金を国内株に変えているで、多少の変動はありますが、ほぼ変化なしですね。先月と同じく暴落を待ち、そこで高配当株ETFを狙っていきたいと思います。
注意書き
下記の目論見書に従って運用をしていきます。
また、計算上の注意があります。
- このポートフォリオには、生活防衛資金、401k、各種貯蓄性保険、年金、家族の資産/NISA口座は入れていません
- 含み益も資産として計算されているので、ここから税払いが発生する場合があります
- 法人と個人の資産を合算しています
【6月のポートフォリオ】