FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

楽天お買い物マラソンでふるさと納税の最適化法 

楽天証券をメイン証券口座にしていると、だんだん楽天経済圏に取り込まれていきます。今回は、そのお得感のために、ふるさと納税を楽天で行いました。ちょうどお買い物マラソンを実施しているのと、「10日」は楽天カードでのポイントが5倍となっているからです。

基本となるのがSPUポイント

まず楽天利用の基本となるのがSPUポイントです。楽天のサービスの利用状況に応じて、還元率が増加します。楽天では「◯倍」という表現を使っていますが、要は還元パーセントです。「2倍」なら2%、「10倍」なら10%を楽天ポイント(期間限定ポイント)で還元になります。

 

このSPUポイントは楽天での基本還元率です。

  • 楽天会員は自動的に1%
  • 楽天カードの利用で+2%
  • 楽天銀行からの楽天カード引き落としで+1%
  • 楽天証券でのポイント投資 +1%
  • 楽天市場アプリからの購入 +0.5%
  • 楽天ブックスの利用 +0.5%

というわけで、ぼくの場合基本が6%還元でした。

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5の付く日は楽天カードで+2%

さらに定常的にやっているキャンペーンで、「毎月5と0の付く日はポイント5倍」というキャンペーンがあります。楽天カードを使い、楽天市場で買い物をするとポイント増量です。ちょうど10日は、0が付く日なので増量。

 

ただし、「楽天会員1%」「楽天カード2%」はSPUポイントと重複しているので、ポイント5倍といっても、これによる効果は実質+2%です。エントリー必須なのでお忘れなく。

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お買い物マラソンで最大+9%

そしてお買い物マラソンです。こちらは1000円以上の買い物を行ったショップの数ごとに、+1%されるというもの。10店舗で買えば+9%となります。ここまでの還元率を合計すると、8%+ショップ数%となりますね。

 

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ふるさと納税は、異なる自治体への寄付を選べば、別のショップとしてカウントされます。つまり、5000円の寄付でも10回行えば+9%されるという具合です。今回は、楽天ブックスも含めて4店舗で買ってみました。これで+3%です。合計すると12%還元。なかなかに悪くないですね。

購入額が10万円を超えると、+1店舗で1000円分追加還元

ここでちょっと計算してみましょう。新たな店舗で1000円分購入すると+1%となります。ということは、総購入額が10万円を超えると、1店舗増やすごとに1000円分が追加還元されることになります。

 

つまり、1000円の品物を追加で買うごとに1000円分還元。これはなかなかに美味しいですね。というわけで、つい1000円のものを買いたくなってしまいます。それを見越して、楽天市場でも「1000円ポッキリグルメ」や「1000円ポッキリアイテム」なんてコーナーを設けています。

 

でもよく考えてみましょう。その1000円商品は本当に必要ですか? 1000円分のポイントが返ってくるといっても、期間限定の楽天ポイントです。現金よりも価値は落ちます。というわけで、今回はすき家で使えるデジタルチケット「牛丼3食分」を買ってみました。1050円の価格で1127ポイントが得られるという、なんか錬金術のような仕組みです。

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還元上限は1万円

ただし忘れてはいけないのは、お買い物マラソンの還元上限は1万円分だということ。通常ポイントとSPUポイントは別枠ですが、あまり高額な商品を買いまくっても還元上限を越えてしまいます。

  • 2ショップ 上限達成買物額 100万円
  • 3ショップ 上限達成買物額  50万円
  • 4ショップ 上限達成買物額  33万3333円
  • 5ショップ 上限達成買物額  25万円
  • 6ショップ 上限達成買物額  20万円
  • 7ショップ 上限達成買物額  16万6667円
  • 8ショップ 上限達成買物額  14万2857円
  • 9ショップ 上限達成買物額  12万5000円
  • 10ショップ 上限達成買物額  11万111円

期間限定ポイントは楽天証券での投資信託購入に使えない

こうして手に入れた期間限定ポイントやSPUによるポイントですが、これらは楽天証券のポイント投資(ポイントによる投資信託購入)には使えないので注意が必要です。一方で、期間限定ポイントを使ってふるさと納税は可能ですし、楽天ペイの支払いに充当することもできます。

 

まぁ直接の現金化には制約があるものの、無駄にはならず、かなり現金に近いかたちで使えるのが、楽天ポイントのうまい設計ですね。

 

ちなみに、本当に最適化するには、楽天市場に行く際にハピタスなどのポイントサイトを経由するのが大事でした。ハピタスを経由して買い物かごに商品を入れれば、1%がハピタスのポイントで追加還元されます。ハピタスポイントはそのまま1pt=1円で銀行口座出金が可能なので、素晴らしい還元です。

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