FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

国内GDP大幅悪化だが……:今週の経済指標とイベント2020年8月17日週

火曜日になってしまいましたが、今週の経済指標とイベントです。

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注目はやはり17日月曜日に発表された4-6月期国内GDPでしょう。各社、「27.8%減」とセンセーショナルな見せ方をしていますが、これはこの4半期のマイナス幅が1年間続いたらという数字です。この四半期だけで見ると、7.8%減。小さくはないですが、けっこう印象は変わります。

 

4-6月はまさに自粛期間真っ只中。実感としても、企業も個人もどこまで自粛するべきか試行錯誤しており、かなり外出も消費も抑えた四半期でした。

www.nikkei.com

注目すべきは項目別です。

  • 個人消費 8.2%減
  • 設備投資 1.5%減
  • 住宅投資 0.2%減
  • 公共投資 1.2%増
  • 輸出 18.5%減
  • 輸入 0.5%減

実感としても分かるものの個人消費の落ち込みが激しいですね。ちなみに、コロナショックで先行した中国は1-3月期で歴史的な落ち込みとなりましたが、7月には回復前年同期比で大幅増加となったようです。2020年通期で見ても、中国は唯一のプラス成長が予想されています。

www.bloomberg.co.jp

中国は一気にロックダウンを行い、国民の自由をガンガン制限しても強力にウイルスの封じ込めを進めました。結果がこの数字です。対して日本は、感染第2波ともいえるような増加具合ですが、国民はすでに自粛に飽きてきており外出もけっこう見られます。企業は一斉シャットダウン状態だったのが、テレワークや感染防止対策を進めるとともに、一部は対面でのビジネスも再開している印象です。

 

政府も、とにかく感染を防ぐために自粛! と、経済が持たないので通常通りの活動を、の両立に苦慮しているのが感じられます。

 

さて、8月19日は待ちに待った8月20日銘柄の権利落ち日です。平和堂を買いすぎたせいで、久しぶりに「資金が足りない!」という状況を経験しました。複数名義で大型の銘柄を全力クロスすると、本当に資金がいくらあっても足りませんね。

8月17日

  • 4-6月期国内GDP

8月18日

  • 米住宅着工件数
  • エヌビディア(NVDA)1Q決算
  • ウォルマート(WMT)1Q決算
  • 新家工業(7305)の立会外分売
  • 8月20日銘柄(西松屋、平和堂など)権利付き最終日

8月19日

  • 8月20日銘柄(西松屋、平和堂など)権利落ち日

8月20日

  • アリババ・グループ(BABA) 4Q決算

8月21日

  • 全国消費者物価指数
  • 米製造業PMI

 

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