FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2022年9月の太陽光発電実績 急減する9月

9月の発電量がまとまりました。それほど雨が降った印象もないのですが、どうだったでしょうか?

8月から発電量急減

発電所6基の発電量は4万9229kWhとなり、8月から1万kWhも落ち込みました(18%減)。まぁ例年9月は発電量が大きく落ち込む時期で、昨年も発電所1つ分くらい落ちています。これを見ると、秋になったんだなぁと思う感じです。

これは計画に対してどうか。チャートより表のほうが見やすいのではないかと思い、今回から表に。このように、100%超えが筑西、白子、石岡の3ヶ所。それなりに差が出ました。

発電所ごとの発電量推移がこちらです。やはり9月の落ち込みは大きいですね。ここから3月までは低空飛行が続きます。常に発電量の小さい木更津、冬場の落ち込みの小さい筑西、変動の大きいいすみと、それぞれの発電所の傾向の違いも分かります。

売電とCFの状況

売電売上からローン返済額を引いた粗CFの状況です。こちらは27万4370円と、冬の始まりを感じさせる厳しいものになりました。木更津は赤字に突入です。

発電所評価額

これまでの発電実績を元に将来発電量を予測し、それを元に将来CFを計算。DCF法で、発電所の現在価値を算出したのが、発電所評価額です。です。こちらは引き続き横ばいとなりました。

 

最も新しい発電所でも1年が経過し、年間発電量の予測も精度が上がってきた感じです。ここからは発電量予測のブレというよりも、20年間のFIT終了に向けて時間の経過が及ぼす影響のほうが大きいかもしれません。

実績データを元に、各発電所のIRRを算出したものがこちらです。IRRは定期預金と比較できるものなので、発電所によっては悪くない利回りです。2.1%の木更津、君津も、ほかのもろもろを考えると、まぁ妥当なラインかもしれません。

ちなみにこのIRRやDCF評価は、草刈りなどの運営コスト、税払いや15年後のパワコン交換なども綿密にシミュレーションして計算したものです。ただし、消費税の益税はカウントしていませんし、廃棄積立金も入れ込んでいないので、固くも緩くもない試算という感じで考えています。

 

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

↓8月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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