三井住友カードが3月1日からちょっと面白いキャンペーンを始めました。「スマホ決祭」という名称のこちら、スマホに登録してタッチ決済を条件に20%を還元します。
スマホ決祭の概要
スマホ決祭は、Apple Pay/Google Payに三井住友カードのクレカを登録して、500円利用すると100円分のVポイントギフトがもらえるというものです。要するに20%還元です。ただし、いろいろ注意点があります。
- 期間 3/1〜5/31
- エントリー不要
- 還元上限:カード1枚あたり500円
- Oliveは1枚あたり1500円
- 付与されるのはVポイントギフト
- iD決済は対象外
- 2022年3月1日~2023年2月28日の間にスマホ決済(Apple Pay / Google PayTMでのタッチ決済)での支払いがない人
シンプルな20%還元ではなく、500円以上の決済ごとに100円分のVポイントギフトが付与されます。そのため、最大還元は500円の利用を5回行った場合です。またOliveの場合、クレカ/デビット/ポイントのそれぞれで500円付くので、最大1500円還元です。
付与されるのはVポイントではなくVポイントギフト。これは決済サービス「Vポイント」の残高に追加できるギフトカードです。決済サービス「Vポイント」は、スマホのタッチ決済(クレカoriD)またはバーチャルプリペイドのカード番号でEC利用が可能です。Vポイントのほうが良かったのに、残念。
カード1枚につき500円付与
注目点その1は、カードごとに還元ポイントが付くこと。一部の提携カードを除くと、ほぼすべての三井住友カードが対象なので、たくさんカードがあればそれだけ還元が増えます。家族カードも対象で、特に記載がないので法人カードも対象のようです。
Oliveと三井住友ゴールドと三井住友プラチナプリファードを持っていれば、2500円還元ですね。
ところが最大の注意点は「2022年3月1日~2023年2月28日の間にスマホ決済支払いがない人」となっていることです。これはVpassアプリから、カード個別の過去の決済履歴をチェックしていけば、支払いがあったかどうかだいたい分かるかな? という感じです。
ぼくの場合、複数の対象カードを持っているのですが、下記のような状況でした。よくまぁたくさんの三井住友カードを持っているものです。いくつかは日常的に、またはキャンペーンでスマホ決済をしていたので、全くの未使用というと下記で◯を付けたカードになります。全部で6枚あるので、500円x6で、マックス3000円分となるわけです。
- Oliveクレカ ◯
- Oliveデビット ◯
- Oliveポイント ◯
- プラチナプリファード ✕
- LINEクレカ ✕
- マスターNL ◯
- ゴールドVisa ✕
- ゴールドMaster ✕
- オーナーズVisa ◯
- オーナーズMaster ◯
- LINEクレカP+ ✕
ちょっと面倒なのは、1枚5回までなので、500円の利用を5回終えたら、次のカードに切り替えなければならないところ。記憶に頼ると厳しいので、ちゃんとメモを取らないといけません。合計3000円の還元で手間がかかりすぎるのは、今ひとつですね。
意外と買うものがない
理屈はこうなるのですが、実は500円の決済を30回というのはけっこうたいへんです。スマホタッチ決済ではPOSAのような金券も買えず、純粋な商品購入しかできないからです。
考えるときの視点としては、タッチ決済が使えるどのお店をターゲットにするかです。イオン、イトーヨーカドー、ダイエーで使えるので、近くにある人ならスーパーの利用が便利かも。飲食店なら、マクドナルド、すき家、ドトールが単価的にもちょうどよさそうです。タッチ決済が使えるところは、だいたい三井住友カード(+プラチナプリファード)のプラス還元率の対象なので、けっこう美味しいわけです。
コンビニの場合、三井住友カードはそもそも還元率が高いので利用候補先としていいのですが、わざわざコンビニで買うのは避けたいところ。例えばいくら還元率が高いからといって、ビールをコンビニで買うのならスーパーで買ったほうが、還元を入れても安かったりするのです。
そのためどこで買っても同じ商品が良いかも。例えばタバコを吸う人ならば、一箱500円ちょっとのはずなので、それを30回繰り返せばクリア。こういう商材があると、便利ではあります。