FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

基本料金ゼロの050番号サービス「SMARTalk」が終了へ


基本料金ゼロで050番号が持てるIP電話サービス「SMARTalk」が、2025年2月28日をもってサービスを終了すると発表しました。え? ここで取得した番号、法人の代表電話として使っているんですけど。。。

SMARTalkサービス終了へ

衝撃のニュースでした。IP電話サービス「SMARTalk」がサービス終了です。

ip-phone-smart.jp

このサービスの最大の特徴は、050番号が基本料金無料で持てること。ぼくは法人を2つ持っていますが、その代表電話は050番号として運用してきました。法人の電話番号が個人の携帯電話番号ってのも、ちょっと融資的にどうよ? とも思ったので。

 

着信通話の転送もできるし留守電機能(メールに音声データが添付で届く)、050番号からの発信も可能(しかも低価格)なので、これはこれでとても便利だったのです。ただ、楽天がモバイル事業に注力していく中で、新規募集終了となっていましたので、先行き不安だな……と思っていた中でのサービス終了でした。

フュージョン・コミュニケーションズのサービスを楽天が買収

実はSMARTalkは旧称「IP-Phone SMART」といい、フュージョン・コミュニケーションズが提供していたサービスです。Wikipediaを見ると分かるように、2000年に日商エレクトロニクスの子会社として設立、その後数々の資本移動を繰り返し、東京電力傘下へ。そして2007年に楽天が株式を取得したという経緯があります。

 

もともと中小企業向けに050のIP電話サービスを提供しており、2013年には「IP-Phone SMART」を開始。2015年には社名を「楽天コミュニケーションズ」に変更しています。

 

ところが楽天本体は楽天モバイルを開始。楽天コミュニケーションズのサービスは微妙に整理統合されていきます。2020年10月にはSMARTalkの新規受付を停止。ただ、既存のユーザーはそのまま利用できていました。

ところがそこから4年半経って、ついにサービスも終了することになったというわけです。

基本料金ゼロの番号サービスがない

いや、実はけっこう困りました。ざっと調べても、基本料金無料で電話番号を持てるサービスというのが壊滅しているのです。

 

携帯番号でよければ一応povo2.0が基本料金無料で番号を持てますが、070/080/090番号なので、法人の代表番号にするのはちょっとはばかられます。それに、povo2.0は180日間で、なんらかの課金をするか、通話料が660円を超えないと利用停止になるという縛りがあります。

 

まぁもう融資はほぼ完了しているので、法人の電話番号はなくても困らないという説もあるのですが、既存の取引先や融資元に連絡先を伝え直さなくてはなりません。

 

SMARTalkの代替サービスとして「楽天モバイルをお使いください」と楽天は言っているのですが、050番号が基本料無料で取得できるサービスの代替に、どうして月額1078円の携帯電話サービスが、これの代替になるのか全く分かりません。いやぁほんと困りました。

 

やっぱりpovoで新番号を取得するしかないのか、それとも何かいい感じのIP電話サービスがあるのか。サービス終了まで8ヶ月あるので、情報を集めつつ、検討したいと思っています。

 

www.kuzyofire.com