いろいろ言われながらも日経平均は5万2000円を超え、米国株式も好調。NVIDIAはついに時価総額5兆円を超えました。日本株はほとんど持っていないので影響なしですが、AI銘柄の好調具合はしっかりと受け止め、資産額は過去最高を更新です。
総資産は+2.51%
10月は総資産が2.51%増加しました。年初からだと+10.8%。あと2ヶ月ですが、2025年もいい年となりそうです。

下記はセミリタイヤしてからの資産推移。完全FIREして退職したタイミングは緑の棒です。こう見ると、マイナスリターンだったのって、2022年だけですね。そりゃ資産が増えるわけだ。FIREしてからも、1.5倍くらいになってるし。

資産額は生活費の30.5年分
資産の額は、平均年間生活費の何倍かという単位で測っています。資産も増えていますが、生活費も増やしているので年数は30年でほぼ変わらず。特に長期バケツが継続して増加しています。


さてこの資産は3つのバケツに分けて管理しています。いわゆる、Bucket Strategy=バケツ戦略です。バケツ戦略とはFIRE後にリスク資産比率を落とすのではなく、生活費のバッファを一定量用意する手法のこと。もし市況が悪化しリスク資産が暴落しても、株価回復までの期間を現金中心の「短期バケツ」、債券中心の「中期バケツ」で食い凌いで、「長期バケツ」に入れた株式を安いタイミングで売らないようにコントロールします。
チェックポイント1:短期バケツは足りているか。短期バケツから生活費は出ていくので、2〜3年分の現金を確保するようにしています。こちらは0.9年分とけっこう減ってしまいました。うーん。さっきSBI証券で見失っていた現金を発見したくらいで、どっかに現金が隠れているような気もします。
チェックポイント2:短期+中期は7-10年に収まっているか。短期+中期バケツは、市場が悪化したときのバッファです。ここは7-10年分くらいはほしい。現在は中期が6.7年分で、短期と合計すると7.6年。先月から0.5年分減りました。
少し短期バケツがさみしいので、何か売って現金にすべきですね。ちょうど年末は仮想通貨の益出しをするので、それでキャッシュを確保しようかと思います。
バケツ年数推移
直近だいたい2年くらいのバケツ年数の推移がこちら。2024年初頭は20年分しかなかった……のではなく、この頃は今よりも生活費が控えめだったので、やっぱり30年分くらいありました。この年数は現在の平均生活費で計算しなおしているので。

ちなみに、バケツ戦略をスタートした2024年1月からの「その時点」ごとの年数は次の通りです。
- 2024年1月 30.6年
- 2024年2月 37.7年
- 2024年3月 38.2年
- 2024年4月 38.9年
- 2024年5月 33.3年
- 2024年6月 33.1年
- 2024年7月 32.6年
- 2024年8月 30.6年
- 2024年9月 31.3年
- 2024年10月 32.1年
- 2024年11月 33.8年
- 2024年12月 34.5年
- 2025年1月 33.9年
- 2025年2月 31.1年
- 2025年3月 31.9年
- 2025年4月 29.7年
- 2025年5月 28.8年
- 2025年6月 28.9年
- 2025年7月 31.2年
- 2025年8月 29.6年
- 2025年9月 30.4年
- 2025年10月 30.5年
バケツの中身
バケツの中身は次のようになっています。まぁ現金が減った(行方不明?)なくらいでしょうか。


高市市場で円安へ ドル建てでは実は資産減少
為替は9月末の147.89円→153.99円へと6円も円安となりました。実に4.12%もの円安です。ぼくの資産は39%がドル建てなので、円安効果は1.61%。月間2.51%の資産増加のうち半分以上は為替によるものでした。
そしてなんとドル建てでは資産額がATHから減少しています。

