九条です。FIRE後の自由な生活をベースに、投資・税制・制度・クリプト・法人運営を考えるブログです。 利回りや還元率の表面ではなく、税引き後の手取り、制度の前提、リスクと不確実性を見ながら、自由を増やす方法を書いています。

オルカンで決済できる「オルカンカード」

大人気のオルカンですが、一つ大きな課題があると思っています。それは取り崩しです。無分配投信だけに、増やしたオルカンを使うには取り崩しが必要です。ただこれって心理的に難しいですよね。そこで「オルカンカード」です。

オルカンの取り崩しの難しさ

オルカンで資産が増えても、それは使わなくては意味がありません。でも、使うために取り崩す必要があります。高配当投信などなら、ユーザーが明示的に取り崩しを指示しなくても、分配という形で強制取り崩ししてくれるのでいいのですが、オルカンのような無分配投信だと自分で取り崩す必要があるのが問題です。

 

いや、取り崩すなんて簡単じゃないか。そう思う人もいるでしょうし、操作自体は確かに簡単です。売却ボタンを押して、数量なり金額を入れるだけでオルカンが日本円に変わるのですから(売却額から税金が引かれるのはちょっと注意です。投信はそもそもいくらで売却できるかも分からないので、いくら税金が引かれるかも分かりません。だから10万円欲しくても、いくら売れば10万円が手に入るかは分からないのです)。

 

でも、操作の簡単さと売却の心理的難しさは全く別です。僕も含めて多くの人は、オルカンを買って増やした経験はあっても、いつどんなときにどんなやり方でオルカンを売却するのかは素人です。ほとんど経験がないでしょう。

 

取り崩しには、いくつか定番手法があります。

 

一つは、物入りになったときにその額を売却する、です。例えば50万円かけて旅行に行くから50万円分売るとか、クルマを買うので300万円分売るとか、家を買うので4000万円分売るとか。相場が悪い時期でなければこれはやりやすい。

 

2つ目は自動売却です。楽天にもSBIにも指定した投信を毎月自動で売却する仕組みがあります。生活費確保に使いやすい「定額指定」もあれば、相場状況に応じて好調期には金額多く、不長期には金額少なく取り崩せる「定率指定」もあります。また、例えば2年間みたいな一定期間で全部売り切る「期間指定」もできます。

ただ、これはこれで微妙なんですよね。なぜかといえば、僕らは現金がほしいのではなく、オルカンを必要に応じて取り崩してモノが買いたいだけだからです。取り崩しが足りなくてモノが買えないのも困りますが、必要以上に取り崩して銀行口座に現金が積み上がるのも本末転倒です。下手すると「取り崩しすぎたから、オルカンでも買っとくか!」とかなりかねません。

オルカンで支払いできる「オルカンカード」!

そこで「オルカンカード」です。これはMastercardブランドのついたクレジットカードで、いわゆる普通のクレカとしてオンラインのECとしても使えるし、店頭でプラスチックカードとしても使えます。タッチ決済もできるし、スマホに取り込んでタッチ決済することもできます。

 

最大の特徴は、こうやって買い物したものの支払いは銀行口座から引き落とされるのではなく、月に1回、自動的に必要なだけオルカンが売却され支払いに充当されるという点です。

例えば、クレカとして月に15万3000円使ったとしましょう。引き落としは7月25日です。すると、7月25日の6営業日前である7月15日に税引き後15万3000円となるような数量のオルカンが自動的に売却注文されます。クレカで使った分はすべてオルカンの売却で賄われるので、銀行口座には1円もなくてOKです。本当に必要な分だけ、オルカンが勝手に売却されるわけです。

 

このオルカンカード、利用額の1%相当のオルカンが付与されるという特典付き! またオルカンカードを使ってオルカンを積み立てると、2%分のオルカンが付与されますが、その代金はさすがにオルカンを売却して充当されるのではなく指定の銀行口座からの引き落としになります。

 

NISAにも対応していて、自動売却は特定口座が優先。特定口座がゼロになったら、足りない分はNISAから取り崩してくれる仕組みです。

 

付帯サービスには「オルカン残高連動ショッピング保険」があります。これはいわゆるショッピング保険ですが、年間対象額がオルカン残高に応じて増えるというもの。

また、暴落時にはあえてオルカンを売らず、オルカンを担保に現金を貸し付けてくれる「オルカン担保ローン」サービスも提供。これを選択すると、金利2.5%でオルカン残高の50%まで自動で貸し付けて売却の代わりに利用できます。

 

もう、オルカンの取り崩しについて悩む必要はありません。「この支払い、オルカンで払いたいな」と思ったら、オルカンカードで決済すればOK。利用限度額はオルカン残高。必要なときに必要なだけ取り崩しでき、限りなく無駄を排し、市場にマネーを置いておくことができるようになります。

というカードの登場を期待します

……というカードの登場を期待しています。MUFGのグループでこういうカード作ってくれないかな? なんなら、三菱UFJ eスマート証券に置いたオルカンだけが対象で、三菱UFJカードから発行、って形でもいいですよ〜。そしたらオルカンを移管します。

 

www.kuzyofire.com

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