FIer: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIerを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2021年2月の投資成績とポートフォリオ公開

毎月恒例の投資成績とポートフォリオ公開です。2月25日の長期金利急上昇に伴うショックで、グロース株の一部下落もありましたが、全体としては堅調に資産が増加しました。全体で4.3%増加し、過去最高をさらに更新です。

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全体は+4.3% 過去最高更新

資産全体は1月末からさらに+4.3%増加しました。

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セグメント別リターン

2.7%の内訳をセグメントごとに確認です。最もリターンに貢献したのは、仮想通貨/ゴールドを含むヘッジセグメントでした。単月で+27%、年初来だと52%増です。一方で、太陽光発電を中心としたリアルアセットセグメントは3.5%の減少となりました。内容は後述します。

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各セグメントごとに保有比率が違うので、それを加味した貢献度がこちら。比率の多い株式はわずか3.6%の上昇でしたが貢献度は29%。またリアルアセットはマイナス10%のネガティブ貢献となりました。

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現在のポートフォリオの比率は次の通りです。現金同等物であるオルタナティブセグメントの比率が3ポイント低下し、逆にヘッジセグメントが3ポイント上昇、リアルアセットが1ポイント上昇しました。

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ポートフォリオ比率の推移です。トレンドは変わらず、不動産の現金支払いによりオルタナティブからリアルアセットに資産が移行。そしてヘッジセグメントの拡大が続いています。

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株式セグメント +3.62%

株式セグメントは3.62%の増加でした。直近の金利上昇に伴う株価下落にも関わらず、グロース株も4%の上昇。また、世界株式は5%の上昇となりました。

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グロースが厳しい中、増加した理由は個別の銘柄を見ると分かります。好決算を発表したGoogleが10%の上昇。株価的に厳しかったAmazonFacebookをカバーしてくれました。

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下記は、Google、Amazon、Facebookの過去1年の株価推移です。最初に急上昇したAmazonでしたが、ここ半年は横ばい。一方でGoogleがピョンとあがり、Amazonにパフォーマンスが近づいてきています。

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株式のポートフォリオ比率はつぎのようになっています。

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債券 +6.27%

債券はARCCが完全復調です。この1カ月で6%上昇し、年初来だと8.5%の上昇。ハイイールド債も価格が戻りました。

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ARCCはコロナ前につけた最高値の19.23ドルまでは届きませんが、18.33ドルと相当な戻り。やっと含み損から開放されました。

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債券ポートフォリオの8割がARCCであるため、この動きは重要です。

リアルアセット −3.54%

リアルアセットは−3.54%とわずかに減少しました。リアルアセットの資産評価は、下記を合計していますが、一部の発電所のDCF評価が急落したせいです。

  • 未稼働案件の簿価
  • 稼働案件は将来CFを元にしたDCF評価(割引率6%)

下記のように、長らく計画を下回って推移してしまっている木更津発電所はいいとして、優等生だった筑西発電所の1月の実績が落ち込んだため、計画差異を将来予想に反映させたら、大きな落ち込みとなったわけです。

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発電所全体でいうと、今回新たに白子発電所が稼働し、計4基となっています。いまのところ、いすみと白子はいい感じに発電していますが、もう少し数字が安定しないと正確なDCF評価は出せないですね。

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このあと、3月には5号基の石岡発電所、6号基の君津発電所が稼働見込みです。

 

なお、リアルアセットセグメントの全体に対する比率は14.5%まで拡大しましたが、これは新たに購入を目論んでいる東小岩の一棟アパートの手付金が入っているからです。こちらもポートフォリオと呼べるくらいの分散具合になってきました。

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ヘッジセグメント +27.17%

今月もクリプト(仮想通貨)の価格が上昇し、ヘッジセグメントは全体で27.17%の増加となりました。Bitcoinは600万円まで増加して再び500万まで落ちるという乱高下でしたが、月間で見ると44%の上昇。そしてなによりすごいことになったのは、BinanceCoin(BNB)です。

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実に月間で400%上昇して、年初来だと6倍を超えました。これまでずっと2000円程度でジリジリと上昇してきたものが、2月に入って急上昇。一時は3万5000円を超え一気に15倍です。現在は2万4000円ですが、アルトコインはこういう爆発があるのが面白いですね。

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とはいえ、ヘッジセグメント全体ではBNBの占める割合は4.2%。これまで誤差だったものが、グラフに載ってくるようになったという感じです。

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ヘッジセグメントの推移を見ると、2020年10月以降の拡大がすごいですね。金は本当に値動きないなぁと感じてしまいます。購入時から18%上昇しており、そこそこな含み益なのですが、クリプトと一緒のグラフに入れると誤差になってしまいます。1日のクリプトの変動が、ゴールドの含み益を軽く凌駕する感じです。

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オルタナティブ(現金)は-0.47%

現金同等物をリスクを抑えて短期運用するオルタナティブセグメントは0.47%のマイナスでした。先月は「なんでこんなに増加したんだろう?」と書きましたが、今月は下がっているので、要は金額の反映にタイムラグがあるってことでしょう。配当金が支払われるのもズレがありますし。

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計測を始めた2020年3月からの累計でいうと、月次平均リターンは1.67%。年率換算だとだいたい22%くらいになるので、けっこういいリターンです。オルタナティブの内訳は下記の通りになります。

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通貨の状況です。2月は引き続きドル円為替が円安に向かい、1月末計算時の104.7円から106.5円まで上昇しました。ポートフォリオに占めるドル資産の比率は47%なので、為替要因だけで、リターンを0.83%押し上げたことになります。

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なおクリプトの上昇により仮想通貨が資産全体に占める割合も11.8%まで上昇しました。資産が増えるのはいいのですが、これだけボラティリティの高い資産が12%あるのは、ちょっとリスキー。1%分くらいは売却して比率を調整しておきたいところですが、はてさて。

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インカムは、一部の日本株からのみ。債券系のETFをのきなみ処分してしまったので、年4回入ってくるARCC、IVV、VT、XLP、そして年2回のEFAとEEMがメインになります。2月時点では、年初からの累計で総資産に対して0.11%の入金でした。

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太陽光などからもインカムが入ってくるようになったので、こちらの集計方法もそろそろ考えないといけません。

今後の方針

今後の方針は、資金の用意に尽きます。まだ不動産融資が確定していないので分かりませんが、残金の支払いが3月末に予定されていますので、そのための現金を用意しなくてはなりません。3月は下記の支払いが予定されています。

  • 不動産(東小岩)残金支払
  • 太陽光 5号基石岡 土地代支払い
  • 太陽光 6号基君津 司法書士代

ざっくり合計すると、現在のオルタナティブセグメント(現金同等物)の8割くらいの支出が必要です。これを確保するために、一部の資産を売却する予定です。候補は次の通り。

  • XLP
  • ドルMMF
  • Bitcoin(一部)

やっかいなのはやはりBitcoinの税金ですね。別に55%課税ってわけではありませんが、できれば5%くらいにしたいところ。株式は税務上の損失を作り出せば節税できますが、仮想通貨の税務上の損失を作るのはそこそこ面倒です。

 

当面は配当や太陽光、不動産からのCF、そして税金の戻りなどを貯めて、キャッシュ比率(オルタナティブセグメント)を再び2割くらいまで増加させるのが目標になりそうです。

 

なお、各セグメントは下記の目論見書に従って運用します。

また計算上の注意点は下記です。

  • このポートフォリオには、生活防衛資金、401k、各種貯蓄性保険、年金、家族の資産は入れていません
  • 株主優待は現金化したもの以外、資産計算していません。取得コスト分だけ資産にマイナスの影響が出ています(ここは今後検討です)
  • 含み益も資産として計算されているので、ここから税払いが発生する場合があります
  • 法人と個人の資産を合算しています

 【前回1月のポートフォリオ】

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