恒例、11月のインカムゲインCFの状況です。インカムゲインCFは、太陽光、不動産、株式などの配当について、「入ってきたお金」を指しています。ただし、必要経費や税金など払うことが確定している費用については控除して計算しています。
要はどれくらいキャッシュが手元に残っているか? です。完全に仕事を辞めても、これが生活費を上回っていれば、資産の取り崩しの必要なく生活できるという算段です。
11月のインカムゲインCF
11月のインカムゲインCFの状況は下記の通り。太陽光と不動産は9月、10月とほど同等。配当がほぼなかったことで、低水準でした。
ぼくが持っている配当が出る投資先は、全部米株で、そのスケジュールは下記の通り。曜日の都合で月がズレる場合もありますが、2月、5月、8月、11月はほぼ配当が得られません。
以前保有していたPFFやBNDなどの債券系毎月分配ETFはすべて処分してしまったので、こんな感じです。
太陽光は11月も先月と同じくらいの額を維持してくれたのはありがたいところ。詳細は下記にまとめています。
CFレベルは生活費の半分程度
生活費に対するCFの額は、再び落ち込んで56%。冬で発電量が伸びず、さらに不動産の空室がまだ続いているのが痛いところです。安定的に100%を超えるのはなかなかむずかしいですね。
インカムゲイン利回り
直近の総資産に対して、今年のインカムゲインCF累積がどのくらいなのか、比率で表したのが下記です。1.69%。残りあと1カ月なので、1.8%くらいの着地でしょうか。やはり、生活費を完全にCFで賄うには、2%以上のCF比率が必要になる感触です。
しかし、このところ株式も仮想通貨もパッとしません。こういう状況だと総資産額が減少するので、逆にインカムゲイン利回りが高まったりして。まぁ、こういうマルチアセット構造のポートフォリオだと、何がどのように動いてもそれなりにフォローが入ってありがたいものです。
12月の優待クロスに向けて、そこそこ潤沢になったキャッシュの余りをどう使おうか? なんて夢想していましたが、ふたをあければいろいろな銘柄をクロスしたせいで全然キャッシュがありません。いやはや、もっと勤務先の株を売ってしまえばよかった。なかなかに難しいものです。