さて、10月一カ月間のインカムゲインCFの状況をまとめておきます。ちょっと記事タイトルと内容がずれていたのですが、今回から正しく「10月」分に修正しました。
インカムゲインCFは、太陽光、不動産、株式などの配当について、「入ってきたお金」を指しています。ただし、必要経費や税金など払うことが確定している費用については控除して計算しています。
10月のインカムゲインCF
10月のインカムゲインCFの状況は次の通りです。
- 不動産:相変わらず空室1室続く
- 太陽光:先月並みの発電状況
- 配当など:ARCC入金でそこそこ
不動産と太陽光の状況がほぼ変化がない中、四半期に1回のARCC配当が入ったため、それが底上げをしてくれました。太陽光発電所の状況については、下記にまとめています。
好調ARCC
米最大手BDCであるARCCはコロナ禍を乗り切って絶好調です。株価も過去最高の20ドル超え。配当額も株価同様に上昇し、直近は1.56ドル。実に年間配当利回りは7.57%に達しています。
ARCCは中小企業への融資や出資を基本とするビジネスモデルですが、スキームはREITに似ており、配当利回りの上昇にしたがって株価も上昇するという構図。ぼくの取得価格からみると、軽く年間配当利回りは10%を超えています。
CFレベルは一進一退
月間の生活費(年間生活費÷12)に対するインカムゲインCFの比率は93%となりました。わずかに足りていませんね。
とはいえ、安定したインカムがあるのは安心できるもの。基本的にはインデックス投資であり、グロース投資であり、クリプト投資のポジションのぼくですが、インカムゲインでも生活に困らない状況が見えてきています。
安定的に100%を上回るようにするには、もう1つ不動産を買うか、インカム系の株式を増やす、またはそこそこの額を債券系に回すなんて方法がありそうです。
インカムゲイン利回り
直近総資産に対して、今年に入ってからのインカムゲインCFの累計がどのくらいの規模感かを表したのがこちら。10月時点で総資産の1.57%となっています。
このままいくと、2021年年間で1.8〜1.9%くらいの着地でしょうか。インカムゲインCFも貯まってきているのですが、総資産の伸びも大きいので、なかなか比率は上がりません。
潤沢になってきたキャッシュ
先月まではかなりキャッシュの状況が厳しかったのですが、11月に入って勤務先株の売却を徐々に進めていることもあり、だいぶ潤沢になってきました。感覚的には下記のような感じ。
- 1-3月 潤沢なキャッシュ
- 4月 不動産購入にともないかなりのキャッシュを吐き出す
- 7月 太陽光6基目の連系に伴い土地代でキャッシュ支出
- 8月 勤務先株式売却で少しキャッシュ獲得
- 9月 優待クロスにキャッシュつぎ込む
- 10月 NEOBANKキャンペーンに300万拠出
- 11月 勤務先株式売却でキャッシュが増加
現在は、12月の優待クロスを見据えながら、勤務先株式の売却を進めているところ。まぁ12月はいくらキャッシュがあっても足りないくらいですが、お金をかき集めなければならないような状況は、いったん脱した感じです。
とはいえ、年が明ければ勤務先株式の売却益に対する税金の支払いが発生します。これを考えると頭が痛い。現在、いろいろな方法で節税に勤しんではいるものの、そこそこのキャッシュが吹き飛ぶ見通しです。
とはいえ、それを過ぎるとあまり予定されたキャッシュの使い道はありません。3月の優待クロスに必要な分を残して、何に投資するかを考える感じです。