保有する仮想通貨のほとんどは、現在レンディングサービスのNEXOで貸し出しをしています。いくつか条件をクリアすると5%程度の利息がもらえるのですが、利率アップのために、利息はNEXOトークンでもらう設定です。これを一部売却しました。
NEXOトークンとは?
NEXOは仮想通貨のレンディングサービスです。ぼくは、BTCとETHを預けて、年率換算5.5%の利息を得ています。以前はもう少し利回りが高かったのですが、2021年12月にプログラムが変更になりました。
下記がベースレベルの利回りです。BTCを例に取ると、5万ドル未満の場合は4%、5万ドル以上は1%が基本。1カ月定期にすると+1%です。
NEXOトークンをある程度保有すると、ロイヤリティレベルが上がってシルバーに。すると、4.25%が基本で、1カ月定期で+1%、さらに受け取る利息をNEXOトークンにすれば、さらに+025%です。合計すると、5.5%ということになります。
このNEXOトークン、シルバーレベルになるには総資産の1%以上が必要。なので、まぁ1%は欲しいですね。ただ、次のゴールドレベルは5%なので、その壁は高いものがあります。
1%を超えるNEXOトークンを売却
というわけで、考えたのが1%を超えるNEXOトークンの売却です。NEXOトークンを購入したことはなく、BTCやETHの利息としてNEXOトークンを受け取っていただけですが、現在預け入れ離散の2.02%がNEXOトークンとなっています。
つまり、半分売却しても1%超ということで、シルバーを維持できるわけです。
ではどこで売却するか。一応、NEXOアプリの中でもトレード機能はあるのですが、手数料のことを考えると大手の取引所を使うのが良さそうです。ただ、意外とNEXOトークンを取り扱うところは多くはないんですね。
上記の取り扱い取引所を見ると、国内取引所は当然のこと、Binanceが扱っていません。正確にはBinance-DEXでは扱っているようですが、上場はしていないようです。FTXもBITFINEXもアカウントはありますが、しばらくアクセスしていない。このためだけに送金するのもなんだなぁ……と思い、ここはNEXOアプリの中で売却することにしてみました。
売却タイミング
2022年の投資方針として、仮想通貨のポジションを少し軽くするリバランスを継続的に行うということになっています。そういう意味では、最終的に円に替えるつもりですが、まずはBTCあたりにする必要があります。
そこで、NEXOのJPYとBTC建てチャートです。黄色がBTC建て、緑がJYP建てですが、過去3カ月を見ると、まぁ悪くない高さになってきています。ならここで一回BTCに替えるかという感じです。
売却の手順
売却の手順は下記の通りです。まず、「Trade」を押します(左上)。すると、「買う」「売る」「Convert」「Boost」のメニューが出ますので、今回はConvertを選びます(中上)。続いて、支払い方法にNEXOを選び、受領にBTCを選択し、金額を入力します(右上)。ここで「取引をプレビュー」を選ぶと、いくらのBTCを受領することになるかが表示されます(左下)。ここではNEXOの一部を売却し、0.04BTCを受け取るという取引になることが分かります。問題なければ「交換」を押せば、右下の画面のように、0.04BTCを受け取ったことが表示されます。
なお、NEXOをBTCに交換しただけでなく、ロイヤリティレベルがシルバーである特典として、キャッシュバックもあります。率は0.1%。これはトランザクションを見ると、BTCを受け取ったというものに並んで、わずかですがBTCを受け取ったということが分かります。
さて、まずはここまで。いずれ、BTC価格がもう少し上昇したら(700万円くらいを想定)、国内の取引所に出庫して、そこで売却して日本円に替える予定です。それまでは、BTCのまま5.5%運用を行うことにします。あ、BTCには量によって2段階できてしまって、5万ドル以上については▲3%の2.5%でしか運用できないのですけど……。