FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

「ことら送金」で複数口座とメアド紐づけを管理する

8月22日、住信SBIネット銀行でことら送金のサービスが始まりました。ちゃんとアプリ内で動作する形で一安心。MATSUIBANKなどのBaaSも個別に送金が可能になっていました。

ことら送金始まる

メガバンクから始まったことら送金は、

  • 上限10万円/回
  • 即時送金
  • 手数料無料
  • メアドや電話番号宛に送れる

といった特徴をもつ個人間少額送金サービスです。対応している銀行同士でしか使えないのですが、メガバンク+ゆうちょ+地銀などが中心。最近になってやっとネット銀行での採用も増えつつあり、みんなの銀行に続き住信SBIネット銀行が対応。これは大きいです。

 

予告どおり、本日8月22日に住信SBIネット銀行でサービスが始まりました。

シンプルで分かりやすいUI

先日三菱UFJ銀行のことら送金を使いました。MUFGは自社のネットバンキングアプリでは対応できておらず、BankPayアプリを使うのですが、こちらのUIが本当に使いにくい。ことら送金なんて、必要要素を入れて送金ボタンを押せばOKのはずなのに、ことごとくイメージする順と入力する順が違っていて、しかも無駄に遷移が多いのです。

 

ちなみに↓がBank Payを使うMUFGのことら送金。どれだけ画面を遷移させるのでしょう。実はこの各ステップの間にも一覧表示画面や確認画面があって、「手間かけさせすぎ!」と感じるわけです。

それに比べて↓が今回の住信SBIネット銀行のことら送金画面。入口こそ「メニュー」の中にあって迷いましたが、送金画面が1枚で、かつ必要要素を一気に入れるタイプ。うん。これでいいんですよ。

ちなみに、三井住友銀行は自社アプリ内でことら送金に対応していてちゃんとしたUIを実現しています。メガバンクだからダメ!なんじゃなくて、銀行ごとにITとかUIとかに向き合う姿勢が違うってことです。

BaaSでも対応

住信SBIネット銀行でことらが使えるのは当然としては、ではネオバンクシリーズであるBaaSではどうでしょう。取り急ぎ、MATSUIBankとヤマダネオバンクをチェックしてみましたが、ちゃんと対応しています。

ことら送金は、送り先に1対1でメアドか電話番号を紐づける仕様なのですが、ネオバンクについても別々のメアド/電話番号を紐づけられます。

ことら送金の紐づけアドレスを管理する

さて、ことら送金に対応した銀行が増えると、どの銀行がどのメアド/電話番号に紐づけられているのかを管理しなくてはなりません。つまり、銀行の数だけメアドまたは電話番号が必要になり、どの銀行口座にどのアドレスを紐づけたか把握しておかなくてはならないのです。

 

ことらには、この口座とアドレスの紐づけ一覧を確認できるようなページはないので、自分で管理しなくてはならないのですが、いい方法はないでしょうか? ぼくはこんな方法を使っています。

  • 三井住友銀行 bokunomail+smbc@gmail.com
  • 三菱UFJ   bokunomail+mufg@gmail.com
  • ゆうちょ   bokunomail+yucho@gmail.com
  • みずほ    bokunomail+mizuho@gmail.com
  • 住信SBIネット銀行 bokunomail+sbi@gmail.com
  • みんなの銀行 bokunomail+minna@gmail.com

これはGmailのエイリアス機能を利用したものです。通常のGmailのアドレスの後ろにプラス番号を付けて任意の文字列を追加すれば、サブアドレスとして利用できます(いうまでもないですがbokunomail@gmail.comというのはダミーです。)。こうすれば、新しいメアドを用意しなくても、口座ごとにユニークなメアドを紐づけられ、かつメールの管理は一つで済むわけです。

www.kuzyofire.com

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