Amazonギフト券などを使っての所得税の支払いが30万円以下に限定されるようです。これまでは支払いを分割して30万以下にすることで高額な納税も可能でしたが、国税庁がその抜け穴を塞ぎました。
30万円を超えるAmazonギフト券の税納付が不可に
AmazonがAmazon Payの利用について情報を出しています。それによると、「2025年2月1日以降、30万円を超える納付税額を複数回に分けてスマホアプリ納付することはできなくなります」ということです。
Amazonギフト券払いはベストプラクティスだったが…
Amazonギフト券払いなど、電子マネーによる税納付は2023年からスタート。一つのベストプラクティスでした。これまで税払いは口座引き落とし/現金によるコンビニ払い/ペイジーのほか、クレジットカードなどが使えました。しかしクレカ払いについては約1%の手数料が取られます。
ところが新たに始まったペイ払いの場合、手数料がかからず、さらにチャージ時にクレカ決済してポイントを貯めることもできるので、大いにお得だったのです。
今回、「納付税額が30万円を超える納税者の方は、他のキャッシュレス納付手段をご利用ください」と明示していて、高額納税についてはペイ払いを排除したいようです。
うまく30万円に収めるか
ぼくは税払いなどにも備え80万円近いAmazonギフト券の残高があるのですが、これを一気に所得税の支払いで使うということはできなくなってしまいました。まぁ寄付したりなんだりでできるだけ税金を減らし、2024年分の所得税については30万円以下に収めようと思っています。