FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

カワチ7000株制度凸のゆくえ 2025年3月15日の優待クロス

3月末、優待クロスの一大イベントが近づいてきました。今回はその前哨戦となる3月15日銘柄のクロスです。カワチ薬品を1000株x7名義、計7000株ほどクロスしてみました。

取ったもの

とったのはカワチです。

なおカワチは株数が増えると優待も増えていき、1000株まで行くと優待券は3冊にアップします。必要株数は10倍なのに優待券は3倍なので当然利回りは低下しますが、月末までどうせ資金が余っているなら、全部1000株取ってもいいですよね。

 

なおカワチについては、1000株x7名義を取りましたが、当日の朝になってなんとショートポジションが500株ほど足りないことに気づきました。ヤバ!と思ってチャートを見たら9時寄付の2679円から、どんどん値が上がっていってます。

こりゃラッキー♪ということで、ロングよりも高いところで追加のショートを打てて、少し利益を足すことができました。

逆日歩はどうだったか

さて問題の逆日歩です。カワチ薬品の過去の逆日歩は次のようになっています。

  • 24年3月 7.8円
  • 23年3月 7.7円
  • 22年3月 19.2円
  • 21年3月 1.05円

仮に7円だった場合、100株で700円、1000株でも7000円なので十分にペイしますね。もし100株のときに50円、1000株のときに15円を超えると逆日歩が優待の額面を超えて赤字になってしまいます。

 

ただしカワチは3月、80円の配当を出しています。制度クロスの場合、配当の15.315%は得ることができるので、1株あたり12円ほど収益が出る計算です。これを逆日歩と合わせてあげると、損益分岐点は次のようになります。

  • 100株 62円(50円+12円)
  • 500株 32円(20円+12円)
  • 1000株 27円(15円+12円)

そして結果はどうだったかというと……。

 

  • カワチ薬品(2664)
    • 差額配当(12252)− 手数料(245)− 逆日歩(15000)→▲2993 
    • 総合利回り0.1%

今年のカワチは15円と比較的高めの逆日歩が付きました。ただし配当差額12円があるので、実質マイナス3円。そのため約3000円の損失で済みました。ここに1万5000円のお買い物券がもらえるので、まぁ勝利といっていいでしょう。

3月の優待迫る

さて1年でも最大の山場の一つ、3月末の優待権利付き日が27日に迫ります。実はまだ一つも3月銘柄は取ってないんですね。基本制度でいくつもりです。

www.kuzyofire.com