3ヶ月ぶりに資産がプラスに転じました。まだまだ過去最高値までは戻っていませんが、けっこう急激な戻りです。トランプ関税がどうやらブラフだということが共通認識となり、米ハイテク株中心にけっこう戻したのが主要因でしょうか。
- 総資産は+6.41%
- バケツの中身は28.8年に
- バケツの中身
- 続いてポートフォリオのアセットアロケーションともいえるバケツの中身です。下記のように、長期バケツの中身のほとんどはインデックスです。そのほかにクリプト(仮想通貨)、個別株、不動産があります。中期バケツの中身の多くは太陽光ですが、債券と金(ゴールド)も保有しています。
- ドル円はわずかに円安へ
総資産は+6.41%
総資産はこの1ヶ月で6.41%増加しました。年初来からはまだ▲3.88%ですが、相当回復したといえそうです。
まぁ「上がった」「下がった」と一喜一憂していますが、月次推移を長期でみるとこんな感じ。下記はセミリタイアしてからの資産の推移ですが、目を細めて見ると右肩上がりで増えています。緑線は完全FIREしたタイミング。そこから見ても3割くらい増加しています。
バケツの中身は28.8年に
平均年間生活費の何年分の資産がバケツに入っているかで、資産規模を評価しています。今回資産額は増えたものの、出費が増えた月が続いたため、年数は減少して28.8年となりました。
本来ならこの年数は徐々に減少して、死ぬときにちょうど0年になるのが理想です。資産が減らないのに人生の残り年数だけが減るのは、うまくお金を使えていないということですから。
この資産は、3つのバケツに分けて管理しています。このバケツ戦略とはFIRE後にリスク資産比率を落とすのではなく、生活費のバッファを一定量用意する手法のこと。もし市況が悪化しリスク資産が暴落しても、株価回復までの期間を現金中心の「短期バケツ」、債券中心の「中期バケツ」で食い凌いで、「長期バケツ」に入れた株式を安いタイミングで売らないようにコントロールします。
ではそれぞれのバケツの中身はどうでしょうか。
チェックポイント1:短期バケツは足りているか。短期バケツから生活費は出ていくので、2〜3年分の現金を確保するようにしています。こちらは1.3年分でした。ちょっと少なめです。このところ、ひたすらオルカンを買う(月間65万円ずつ)ばかりで、全く売却していないので、現金比率が減っています。なにか少し売却を考えてもいいかもしれません。
チェックポイント2:短期+中期は7-10年に収まっているか。短期+中期バケツは、市場が悪化したときのバッファです。最悪、株式市場は10年くらいマイナスになる可能性があるので、そんなときでも株式を売却しないで生きていけるだけの資産をここに貯めます。市場が平時であれば7-10年分くらいはほしいところ。現在は中期が7.1年分で、短期と合計すると8.4年。NGではないですが、少し少なめかもしれません。
バケツの中身
続いてポートフォリオのアセットアロケーションともいえるバケツの中身です。下記のように、長期バケツの中身のほとんどはインデックスです。そのほかにクリプト(仮想通貨)、個別株、不動産があります。中期バケツの中身の多くは太陽光ですが、債券と金(ゴールド)も保有しています。
変化を見ると、最も増加したのはクリプトで、個別株、インデックスと続きます。ハイリスクな資産が大きく増加した月だったということです。逆に、債券は厳しい状況でした。このところ債券は全然うまくないですね。
ドル円はわずかに円安へ
為替は142.79→144.28と、わずかに円安に振れました。資産のうち47%がドル建てなので、円安効果で総資産が0.38%ポイント増加したわけです。そして実はドル建てでは、資産は過去最高を更新しました。これはドルの価値が下がっているということでもあるのでしょう。
現在の通貨別アセットアロケーションは次の通りです。先月と比べるとクリプトの比率が2%ポイントアップしていて、急激な上昇があったことが伺われます。
毎月このように資産状況をチェックしていますが、概ね想定内で推移しています。少し現金比率が下がってきているので、何かを少し売るのもいいかも。ちょっと円安になっているので、今のうちにドルを売るというのも手かもしれません。ドル建て資産も最終的には円建て資産に替えるわけで、投資先資産が同じならば、徐々にドル建てから円建てに――例えばVTをオルカンに変えていくというのも一つの手です。