6月は5月に引き続き資産が増加。2.39%増えて、ドル建てではATH、円建てではもう少しというところまで戻りました。その牽引力は株式。何が資産増加を引っ張ったのか、見ていきます。
- 6月の総資産(バケツ状況)
- 6月の生活費
- 6月の資産からの現金収入
- 6月の資産からのリターン ※本記事
長期バケツのリターンは+3.0%
現在、資産を長期バケツ、中期バケツ、短期バケツの3つに分けて管理しています。長期バケツは株式主体、中期バケツは債券主体、短期バケツは現金主体。まずは長期バケツの変化を見ていきます。
下記の通り、ハイテクグロース株が5月に引き続き二桁の伸びを示して増加を牽引しました。インデックスも4%前後伸びて、安定的です。一方で、5月に48%増加したETHはその反動かわずかにマイナスでした。
これらの伸びを保有ボリュームで調整して、資産全体の伸びに何がどのくらい貢献したかをまとめたのがこちら。一番大きかったはVTですが、Metaが2位に入っています。
長期バケツの保有銘柄の額はこうです。オルカンがIVV(S&P500)に迫ってきました。スポット買いもしているし、毎月65万円買っていればけっこう増えますね。
年初からの価格推移
年初からの主要アセットの価格推移を見ておきましょう。今年の前半戦は、4月のトランプ関税ショックに向けて総じて下落し、そこから回復するというものでした。各アセットでそれほどの差はなく、円建てで見ると次のようになりました。
- S&P500 ▲2.3%
- ACWI(オルカン) +1.84%
- BTC +3.69%
- Meta +9.87%
つまり米国以外のほうが好調だったということです。
下記は、世界の主要指数の年初来推移です。+24.46%ととびぬけて好調なのがドイツのDAX指数。欧州はウクライナ情勢を受けて軍備増強のコンセンサスができ、ドイツは厳格な財務規律を緩めて防衛予算を増加させることを決めました。これにより欧州株は好調です。
ぼくはオルカン以外に「北米除く先進国株式」ETFのEFAをそこそこなボリューム持っており、ACWIに比べると実は欧州をオーバーウエイトしています。また「上場MS世界株=上場インデックスファンド世界株式除く日本【1554】」をけっこう持っていて、日本株についてはアンダーウエイトです。
▲2.3%のS&P500と並び、中国の深セン株価指数(399001)も不調。ただS&P500並の▲2.81%でした。また、TOPIXはかろうじて世界平均(1.84%)を上回り+2.63%となりました。
さて、ハイテクグロース株が伸びたと言いましたが、よくよく調べるとここは明暗分かれています。米国内のことなので、ここはドル建てで。
- Meta +20.19%
- Microsoft +19.6%
- NVIDIA +15.2%
- S&P500 +7%
- Amazon +1.45%
- Google ▲5%
- Apple ▲12.2%
- Tesla ▲16.6%
円建てだとS&P500は▲2.3%だったので、為替によって9.3ポイントもリターンが押し下げられたということです。
中期バケツは▲0.2%
引き続き不調なのが債券系です。とはいえ、6月は債券が多少戻しました。米超長期債ETFのTLTで+2.1%。その3倍レバレッジのTMFは+6.1%という感じです。太陽光発電は微減ですが、うーん。先月の乱高下はなんだったんだろう。そして1ヶ月で1%も変化するのはどうも動きすぎな気もします。やっぱり計算式をチェックし直さないと。
中期バケツ内の比率は先月からほぼかわりません。
銘柄ごとの保有額もほぼ変化なし。
6月の売買と今後
6月も売買はクレカ積立だけ。平常運転です。オルカン65万円+セゾングローバル10万円の買付を継続しました。
- 楽天証券 15万円(オルカン)
- SBI証券 10万円(オルカン)
- カブコム 10万円(オルカン)
- マネックス10万円(オルカン)
- tsumiki 10万円(セゾングローバル)
- コネクト 10万円(オルカン)
- PayPay 10万円(オルカン)
5月の運用成績は↓