8月は銘柄ごとにまちまちな動きが目立ちました。ETHが大きく上昇した一方で、BTCは下落。株でもGoogleが上昇した一方で、他のハイテク株は下落。細かく見ていきましょう。
- 8月の総資産(バケツ状況)
- 8月の生活費
- 8月の資産からの現金収入
- 8月の資産からのリターン ※本記事
長期バケツは▲0.6%
現在、資産は「長期バケツ」「中期バケツ」「短期バケツ」の3区分に分けて管理しています。それぞれの構成は、長期バケツが株式中心、中期バケツが債券中心、短期バケツが現金中心です。まずは、長期バケツの動きから確認していきましょう。
下記のとおり銘柄ごとにマチマチの展開となりました。仮想通貨ではETHが+11.9%と大きく伸びた一方、BTCは▲9.6%とそれを打ち消しています。Googleは先の事業分割回避の結果が出る前の1ヶ月で+7.9%と上昇しましたが、他のハイテク株は不調。MetaやMicrosoftなどは7%超の下落でした。

変わらず値動きの激しい仮想通貨ですが、この半年を見ると、BTCが+26%と横ばいなのに対し、ETHは+107%と約2倍になり最高値更新。いい感じで上昇してきたことが分かります。

現在の長期バケツの中身は、半分がインデックス。クリプトが4分の1で、個別株は15%といったところです。

銘柄個別に見ると、BTCCÐというクリプトコンビのポーションが非常に大きく、個別株は比較的ボリュームが抑えられています。しかし10年以上の長期間保有しているMeta、Google、Amazonに対し、わずか数年しか保有していないNVIDIAの伸びはさすがですね。一方で、Microsoftは思ったより増えていません。

中期バケツは+1.0%
債券中心の中期バケツは、先月に引き続き+1.0%と増加しました。ただし、伸びたのは金のインゴット。他方、債券はほぼ全滅でした。といっても、そのマイナスは為替変動によるものが大きく、為替が150.7→146.8円と4円程度円高に振れたせいで2.5%ほどリターンが毀損したのが理由です。今回めずらしく、為替ヘッジ付きの2621は▲0.2%の下落にとどまってくれました。

保有銘柄は、他を引き離して金インゴットがトップ。安定かつ継続的に上昇しているいい投資先です。

ただ中期バケツの中身は、半分を太陽光が占めていて、債券は2割、金は17%といったところです。

8月の売買と今後
8月は定常オルカン65万円+セゾングローバル10万円のクレカ積み立てを行うとともに、
- tsumiki証券のセゾングローバルを売却
しました。オルカンは積み立てるだけで基本的に売却していませんが、セゾングローバルはある程度の額になったら定期的に売却していく方針です。
債券については、長期金利の世界的な上昇を見込んでいて、「デュレーションからイールドへ」という言葉の通り、短期債にポジションを切り替えていこうと考えています。9月に入ってすぐ、MMFをSHVにすでにポジション変更しました。
7月の運用成績は下記です。