九条です。FIRE後の自由な生活をベースに、投資・税制・制度・クリプト・法人運営を考えるブログです。 利回りや還元率の表面ではなく、税引き後の手取り、制度の前提、リスクと不確実性を見ながら、自由を増やす方法を書いています。

あなたも使えるAIエージェント Codexで太陽光発電実績をPDF化する

東京電力管内で太陽光発電事業を営んでいる人なら、「購入実績お知らせサービス」をご存知だと思います。ところが、このサイト出来がかなり微妙で、発電実績をまとめようとすると一苦労なんですね。

 

そこでAIエージェントの出番です。いまや、AIがブラウザを操作してPDFをまとめてくれる時代になったのです。

出来の悪い東電「購入実績お知らせサービス」

東電管内の発電家ならみんな知ってる「購入実績お知らせサービス」。そしてUIのひどさもみんな知ってます。

 

例えば、ある発電所の前月の発電実績を見ようと考えたとき、残念ながら「前月に進む」または「翌月に進む」ボタンは存在しません。じゃあブラウザの戻るボタンで戻って月を選び直せばいいいかというと、戻るボタンを押すとその後正常にデータが取得できなくなります。

 

こういう画面が出てしますのです。

ではどうすればいいかというと、月次発電状況ページを開いたら「ユーザー情報」ボタンを押してトップに戻り、そこから改めて発電所を選び、そして月を選ぶ。こういう操作をしなくてはなりません。

 

これが苦行になるのは決算のときです。税理士からは「昨年1年分の発電実績をキャプチャしてPDFにまとめて送ってください」と言われます。そのため、トップページから発電所を選び月を選び、PDFに印刷したら、またトップページに戻り……というのを12ヶ月分、それを発電所の数だけ繰り返す必要があるのです。

 

4発電所なら48回この操作を繰り返すわけで、まぁ正直発狂モノです。こういうのを淡々とできる人もいるのでしょうが、ぼくには人間が行う操作だとは思えません。東電、このサイト誰も使ってないだろ!

ならばAIにやらせよう

人がやるべき作業でないならAIに行わなせるべきです。ところが、これまでのAIはなかなかこれができなかった。例えばChatGPTに「購入実績お知らせサービス」のURLを渡しても、ログインが必要なので止まります。

 

ではどうしたらいいか? そうAIエージェントの出番です。ここでは、OpenAIが提供するGPT-5.5をエンジンとして使うCodexを使ってみました。Codexアプリをインストールしたら、チャットと同様に指示するだけです。

 

結果がこちら! じゃじゃん。右側に作成したPDFが表示されています。これインデックス+12か月分の発電実績が全部まとまったPDFになっています。Codexは指示してから10分27秒作業し、これを作り上げてくれました。

与えた指示は下記の一文だけ。URLには購入実績お知らせサービスのURLが入ります。

[URL]
にアクセスして、白子町の発電所の売電実績を月単位で全部集めて画面を印刷(キャプチャ)してPDFにまとめて

これを依頼すると、内部的にブラウザを立ち上げてサイトにアクセスし、

TEPCOのログイン画面まで開けましたが、ここから先はユーザーIDとパスワードが必要です。

安全のため、ブラウザ画面でユーザーID・パスワードを入力してログインしてください。ログインできたら「ログインした」と送ってください。

と言ってくるので、IDとパスワードを入力してログイン。「ログインした」と伝えたら、あとは勝手に「白子発電所」を探してページを開き、12ヶ月分を画面キャプチャし、最後にそれをまとめて1つのPDFにして保存したのです。

AIエージェントにやらせてみる

昔から、「これは僕がやる仕事じゃない」と思うものがけっこうありました。そういうのをいかに自動化するかに執念を燃やしていたのですが、Webサイトにアクセスして巡回し結果を取得するというのはけっこう難しい。いやHTMLを解析して操作させるとかRPA的に繰り返し作業させるとかいろいろやり方はあるのですが、ちょっとサイトのレイアウトが変わったらアウトです。

 

少し前なら秘書にでも依頼するしかなかったこうした作業を、AIエージェントに依頼すればちゃんと完遂してくれるのは素晴らしいものです。

 

ちなみに、このタスク、Opus4.5時代のClaude Codeはそこそこ進んだものの完了まではいきませんでした。GPT-4.4のCodexは完遂はしたものの一部の発電所が抜けていました。そこで今回GPT-5.5のCodexにやらせたら一発で完遂。いい時代になったものです。

 

最近、自分でやるの面倒だなっていう作業、あるじゃないですか。特に大量のファイルとかを処理するとかたくさんのファイルをダウンロードして転記するとかそういうやつ。こういうタスクがあったら、とりあえずCodex(またはClaudeCode)にやらせてみます。うまくいけばめっけ物。このタスクはいける。こういう試行錯誤を繰り返すことで、AIエージェントの現在の限界も分かるというものです。

 

www.kuzyofire.com

www.kuzyofire.com

www.kuzyofire.com

www.kuzyofire.com