FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

各証券会社の特徴 サクソバンクとネオモバイル マニアック編

前回の比較的メジャーな証券会社に続き、今回はマニアック編です。
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とにかく取り扱い銘柄が多いサクソバンク証券

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知名度が低いサクソバンク証券ですが、とにかく取り扱い銘柄が豊富です。

 

海外株では実に8105件。しかも、現物取引だけでなく多くの銘柄で個別株のCFD取引が可能です。200件を超えるコモディティや、2000件近いETFや指数も取引できます。貴金属オプションを使ってプット売りするときは、もちろんサクソバンクです。

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先日、マネックスと楽天、SBIが米国株の最低取引手数料引き下げ合戦をしましたが、手数料率自体は0.45%で3社とも変えませんでした。ところが、サクソバンク証券はそもそも0.2%(米国取引所)なんですね。

 

そして、最大手数料は3社とも20ドルですが、サクソバンクは15ドルです。なんというか、手数料合戦に一喜一憂するユーザーもいますが、そこまで手数料が気になるならサクソバンクを使うほうがいいと思います。

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FXでは、なんと150以上の通貨ペアが取引可能。高金利のハンガリーのHUF(フォリント)や、ポーランドのPLN(ズロチ)などもJPYとのペアが取引できます。通貨のバニラオプション(バイナリーではない)を取り扱う国内唯一の業者ですし、金と銀のオプションも提供しています。

 

FXのスプレッドも、変動ではありますがかなり狭いという特徴があります。都度都度瞬時に変わるのですが、USD/JPYならスプレッド0.1銭なんてタイミングもあります。

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取り扱い銘柄が多く、コストもけっこう安い。しかし、日本株は扱っていないし、UIは恐ろしく海外風です。日本株を扱っていないので、そもそも特定口座がありません。つまり確定申告必須なのですが、日本の証券会社のように確定申告書にそのまま書き移せるような書類は表示されません。まったくやっかいです。

 

ただし、サポートがたいへん親切で素晴らしいことは付記します。ヘルプを読んでも分からず何度もサポートとやり取りしましたが、ホスピタリティがあり慇懃無礼でもなく、対応が早く的確という、証券会社のサポートの中では、ぼくがやり取りした中ではピカイチでした。

 

メジャーな証券会社ではないせいか、サポートの担当者の名前を覚えてしまったほどです。

端株で圧倒的優位 ネオモバイル証券

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優待の長期保有者対象が増えるにつれ、注目度が増すのが端株です。長期株主のチェック方法にはいくつかありますが、「100株以上の」などの記載がない場合、1株でも持ち続ければ株主番号が継続し、長期株主と認定される場合があります。

 

そこで、1株(端株)を長期保有するわけですが、それを最も有利に取得できるのがネオモバイル証券です。

 

ネオモバイル証券は、毎月216円(税込み)の手数料が取られますが、200円分のTポイントが還元されます。そしてTポイントで株の購入が可能です。実質16円のコストで取引できるというわけです。

 

取引手数料は無料ですが、月間50万円を超える取引を行うと、先の216円の手数料が1080円以上に増額です。正直、50万円を超える取引量なら他の証券会社を使ったほうがお得なので、月間50万円以下の少額取引がメインになります。

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つまり、端株ですね。

 

端株には議決権がありません。ただし配当はもらえますし、銘柄によっては株主優待がくることもあります。

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Tポイントで端株が買えるので、まさにTポイントを現金化できるということでもあります。最近Tポイントが劣勢で、ぼくもあまりTポイントを貯めたくなかったのですが、こういう使い方ができるならありです。