3月の優待クロスから返ってきた資金を使って、8回目となる楽天証券の大口優遇の更新を行いました。もう慣れたもの……と思っていたのですが、思わぬミスも。
今回もトヨタ自動車
3ヶ月おきにやってくる大口優遇の更新なので、実はもうあまり書くことがありません。でも下記のように、毎回記事にしていたので、今回も一応書いておきます。
今回使ったのも安定のトヨタ自動車です。少し余裕を見て3100株を成行で注文しました。売買手数料も信用金利もかからない「いちにち信用」を使うのは必須です。ちなみに、今の手数料コースは「超割コース」でも「いちにち定額コース」でも、いちにち信用の条件は変わりません。以前、いちにち定額のまま大口更新をやってしまい、青ざめたことがあるのですが、大丈夫です。
寄り付き価格と同値だとすると3100倍の2593万円あまりのポジションになります。これを売りと買いの両方で建てることで、5000万円の信用取引を1日で行うことになり、条件を達成です。
って、いや!ミスりました。よく考えたら、5000万円ではなく3000万円に緩和されたのでした。つい、いつもの調子で、考えなく注文を出してしまいました。5000万の注文をボンヤリとしながら出すなんて、ヤバいですね。。。
一応、成行は値幅制限いっぱいの信用余力が必要なので、ギリギリ資金だと足りなくなることに注意です。
そこで、買いだけですが、高めの指し値注文をすることで、寄付がその価格以下なら、寄付価格で約定してくれます。下記のような具合です。これで、2666万6000円の信用余力で済みます。
無事に約定したので返済
朝になって無事に約定。大口優遇条件を満たし、5月、6月、7月も大口となりました。かえすがえすも3000万円でよかったのに、なぜ5200万円も取引してるんだ……という感じです。
そして、昼休み中に、寄付で成り行き返済注文を出します。一応引けでもOKなのですが、数量が大きいだけに、万が一成行で約定しなかったときのリスクを踏まえて寄付にします。
これにて完了。今回は、3000万円でいいのに5000万円も建ててしまうというポカがありました。一応実損はありませんでしたが、慣れとは怖いですね。
ちなみにニュースとしては、3月23日からSBI証券も大口優遇条件を緩和しました。額は楽天と同じく3000万円ですが、大口優遇対象期間が従来は「翌日」だけだったのが、「30営業日」に伸びたのが大きいところです。
とはいえ、優待クロスのおいてはSBI証券の地位はかなり低下しました。ぼくは早取り派なので、この1年で1回くらいしか使っていません。そのため、あまり大口を取る気にならないんですね。慣れないSBIを使ってミスったらとんでもないことになりますし。
ただ、SBIをメインで使っている人にとっては、そこそこの資金があれば獲得できるので、試してみるのもありかもしれません。