FIer: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIerを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

6gram招待制解除 クレカチャージの送金可で旧Kyashの代替に

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6gramがついに招待制を解除、自由に利用できるようになりました。エポスゴールドからのチャージで1.5%還元というメリット以外に、クレカチャージしたバリューを送金できることが、改めてメリットとして浮かび上がりそうです。

招待制解除、MIXI Mへ

6gramが12月13日、これまでの招待制を終了し、誰でもインストールすれば利用可能になりました。6gramは12月に名称を「MIXI M」に変更予定。さらに2022年3月1日には、残高の名称も「6g cash」から「MIXI Cash」に変更する予定です。

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これは、ネームバリューを持つMIXIの名称を使い、一気にメインストリームに躍り出ようということですね。

6gramのメリット再び

これまで6gramのメリットは下記の点がありました。

  • エポスゴールドから選べるショップ登録で、ポイント3倍(1.5%還元)
  • 3Dセキュアに対応している

しかし、今回ユーザーベースが大きく拡大することで、新たにこんなメリットが出てきます。「クレカチャージしたバリューを、相手に送金可能」ということです。

 

さまざまなサービスが、同じプラットフォーム内での送金に対応しています。例えばLINE Payがそうですし、PayPayもそうですね。以前であればKyashもそうでした。この送金機能は、例えば飲み会の割り勘などに便利で、お互いに同じサービスを利用していれば、簡易な振り込み機能として活用できました。

 

ところが最大の問題は、送ることのできるバリューのチャージ方法にあります。LINE Payはクレジットカードを使ったチャージができず、即時決済のみです。PayPayはカードからのチャージができますが、PayPayカードかヤフーカードに限定されます。Kyashは従来、クレカからチャージしたバリューを送金できたのが便利だったのですが、同社の資金移動業登録と同時に、銀行口座からチャージしたバリューしか送金できなく改悪されました。

 

まぁこれは法律上の制約もあります。出金できるバリューは現金同等扱いになり、送金には本人確認(KYC)が必要。また、クレカからチャージしたバリューは、クレカ各社の与信枠の現金化を防ぐ取り組みにより、出金不可となっているからです。

 

つまり、クレカからチャージしたバリューを送金しても、それを銀行口座やATMから引き出すことはNGというわけです。ただ、PayPayがそうであるように、出金できない形ならば送金できるわけで、なぜKyashはNGにしたのか? という謎はあります。

 

さて、6gramは下記の送金機能を備えています。

  • 月間10万円まで送金可能
  • 月間10万円までは無料で受け取り可能
  • 月間10万円超の受け取りは手数料10%(現在は期間限定5%)

ちょっとややこしいのですが、複数人から大量のお金を集める場合は手数料が掛かる場合があるってことですね。これは、何かしら商売に使う場合を想定しているように思います。

 

また、相手と友達になっていたりメールアドレスを知らなくても、Twitterの投稿に対して送金できることがユニークな機能です。つまり、投げ銭的な機能を備えているということです。

 

また、送金機能の利用にあたって、本人確認が必須ではないというのもメリットですね。ただし、受け取ったバリューは銀行口座には出金できないので、Kyashのようなネオバンクを目指しているわけではなく、あくまで電子マネー(前払式支払手段)の中で、利便性を高めていこうという考え方のように見えます。

けっこう面白い6gramの立ち位置

この数年、預かった資金をほかに送金する資金移動業のライセンスを使った、同様のサービスが乱立しました。Kyash、B/43、TOYOTA WalletまたメルペイやLINE Payもその側面を持ちます。さらに外資では、Revolut、Wiseなんてのもあります。

 

これらのサービスが提供する価値は、基本的には送金です。また、Visaのプリペイドを組み合わせることで決済サービスも提供してきました。当初はポイント還元などのバラマキを行ってユーザー数を増やしてきましたが、これは持続可能なモデルではありません。

 

国内勢は、そこに後払い(BNPL)機能を付け加えることで、新たなビジネスモデルにしようとがんばっています。これは、いってみればKYCなどを不要にした簡易なクレジットカードビジネスであり、そこに勝機を見いだそうというわけです。

 

ところが6gramだけは、まだ個人間送金の可能性を捨てていないようにも見えます。個人間送金は、利用者が増加しないと使い物にならない上に、どうやってそこに手数料を課すのかという問題もあって、なかなかうまい形が見えにくい。でも、実際に個人間送金を使ってみると、銀行振り込みなんかよりも遙かにスムーズで早く、将来の可能性を感じるものです。

 

Twitterへの送金なんかを見ると、6gramは投げ銭機能の強化とかも検討しているのかもしれません。ともあれ、招待制がなくなったことで、これまで以上に6gramがメインストリームになると、またちょっと面白くなりそうです。

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