FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

資産1億超の投資家、20人に1人に でも富裕層は今や220万ドルの高台か?


Xを見ていると「1億を突破しました」という投稿を見ない日がないくらいです。そして1億をすでに超えている人は、「2億です」「3億です」「含み益が1億です」「今年の利益が1億です」などなど、本当に威勢がいい。

 

そんなことを書いているぼくも、今年はすでに半年で20%以上総資産が増加していて

「資産の増え方が半端ない 2024年6月の資産状況」なんて記事を書いていたりする状況です。

資産1億円超、20人に1人

そんな中、日経に投資家アンケート調査の結果が載っていました。それによると、1万2000人以上が日経マネーのアンケートに回答し、資産1億円超の個人投資家が増えているという傾向が分かったそうです。

www.nikkei.com

億り人の率、実に5.05%。投資家の20人に1人が1億以上だということです。ちょっと勘違いしないようにしたいのは、あくまでアンケートに回答した「個人投資家」の中での比率であって、日本人全体の比率ではありません。

 

2年前の2022年調査では、億り人の比率は2.5%。2年でほぼ倍増したことになります。

 

アンケートの結果を見ると、下記のような分布になっていて、とにかく日本株の比率が高い。これは昨今のネットネイティブな個人投資家ではなく、昔ながらの投資家、日経マネーのコア読者のプロフィールに近いのかもしれません。

  • 日本の大型優良株主体 22.1%
  • 日本の高配当優待狙い 20.3%
  • 海外株 ETFやインデックス投信 19.8%
  • 日本のバリュー株 6.2%
  • 日本の新興中小型株 5.6%

おなじみ野村総研の日本の富裕層調査(2021年調査)によると、資産1億円以上の富裕層&超富裕層は148.5万世帯。資産3000万円以上のアッパーマス以上の世帯数を合計すると、約1200万世帯になります。この中での資産1億以上の比率は12%。つまり資産3000万円以上を持っている人を(強引に)投資家と呼ぶなら、1億超えはうち12%にも達していたのです。

 

ちなみにマス層(4213.2万世帯)も含めた全体のうち、1億超えは2.7%。そう、日経マネーの2022年調査の2.5%という数字とほぼ整合していたのです。

 

そこから2年。日経マネー調査では億り人は倍増しました。

持てるものはさらに豊かに

給与がさして上がらない一方で、この2年の資産高はすごいものがあります。2023年からの1年半、単純に株式インデックスに投資しているだけで、米国株(S&P500)なら1.7倍に、日本株(日経225)なら1.55倍に資産は増加しました。

米国株にフルインベストしていた場合、2023年初頭に資産5900万円だった人が、現在資産1億円に到達していることになります。その一方で、投資をしていなかった人のリターンはほぼありませんでした。要するに、大きく格差が開いたわけです。

1億円ではもはや富裕層ではない?

このように億り人が爆増する中、「1億円ではもはや富裕層ではない」という声もちらほら聞きます。まず、同じ期間でドル円は約22%上昇しました。そのため、同じ1億円でも国内で使う場合と海外で使う場合では購買力が違います。海外では資産価値が2割減になってしまうのです。

 

ではどのくらい資産があったら真の富裕層なのか。まず以前から世界的に富裕層の定義は1億円ではなく100万ドルでした。つまり日本円でいうと、1億円ではなく1億6000万円です。このドルで見るという見方が一つ。

 

さらに海外の方がインフレが強烈です。この数年で賃金もモノの値段も2倍くらいになっていて、物価高といわれてはいても、賃金もモノの値段も対して変わっていない日本とは比べ物になりません。つまり日本にいるなら1億円で富裕層でも、海外に出たら全然富裕層仕草はできないというわけです。

 

実際、米ネット証券会社の大手チャールズ・シュワブが2022年に、21〜75歳のアメリカ人1000人を対象に行った「モダン・ウエルス・サーベイ2022」によると、220万ドルがお金持ちの定義だそうです。これは日本円に換算すると3億5200万円にものぼります。

どうでしょう。1億円というとXではそこかしこにいる感じ(これはこれで不思議な状況ですが)ですが、米国基準でみるといまや富裕層の定義は3.5億円くらいに上がっているようです。驚異的な株クラ基準でも3億円越えはそれほど多くもなく、希少性としてもこのくらいのイメージが近いような気がしますが、いかがでしょうか。

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